ニガナ 苦菜 Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev キク科 タンポポ亜科 タンポポ族 ニガナ属
花 東三河 宮路山 2004.4.25
花・葉 南信州 あららぎ高原 2006.8.5キク科の花は似たものが多く、同定が面倒だと思ってしまいますが、ニガナは舌状花が5〜7枚(5枚が多い)と少ないのでわかりやすいです。宮路山のものは4つの花全て舌状花が5枚です。あららぎ高原のものは見えている2つの花はいずれも舌状花が6枚です。なおタンポポ亜科の頭花には筒状花は無く、全て両性(雄蕊と雌蕊がある)の舌状花で構成されています。
ニガナの花は黄色いですが、白いものをシロニガナと呼びます。これらの舌状花は5〜7個ですが、舌状花が8〜11個のものは、黄花をハナニガナ、白花をシロバナニガナと呼びます。ただ、ニガナとハナニガナの雑種として、舌状花の数が6〜7個のものを特にアイノコハナニガナと呼ぶこともあるようです。
参考:『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)
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