ノハナショウブ 野花菖蒲
 Iris ensata Thunb. var. spontanea (Makino) Nakai ex Makino et Nemoto   アヤメ科 アヤメ属
 

 

花 東三河にて 6月

 花菖蒲といえばあちこちの菖蒲園でいろいろな園芸品種の花を見ることができる。ただ、ノハナショウブという野生種となるとそうはいかない。でも咲いているところには咲いているようで、今までに静岡県と愛知県で見たことがあります。ただし、いずれもそれほど名の知れた登山道沿いではありませんでした。写真の2枚目、3枚目は野薔薇の枝と交錯していますが自生らしさを感じます。4枚目は花の終わりがけでしょう。

 学名上は、Iris ensata var. spontanea と1変種の位置づけとなっていて、学名上の基本種 Iris ensata は1園芸品種となっています。

 花をあまり知らない頃、カキツバタやアヤメとの区別ができるようになるとちょっと花に詳しくなったような気がして嬉しくなります。ノハナショウブは外花被片の基部に黄色いすじがありますが、カキツバタではこれが白いすじであり、アヤメはその名の通り綾目(文目)(斜交する線(網目))になっています。

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