大蔵山 7月観察会 キノコと昆虫 今月の観察会では、花の観察はありませんでしたが、キノコと昆虫を多く観察しました。また、岩(チャート)の解説もありました。
【山 名】大蔵山(おおくらやま) 108m 【三角点】四等 点名:岩屋緑地(いわやりょくち) 106.36m 平成17年10月7日選点・設置(新設) 所在地:愛知県豊橋市大岩町火打坂19番 管理者:豊橋市(公園緑地課) 【山 域】弓張山脈(弓張山地、弓張山系、東三河) 【水 系】梅田川・柳生川水系 【所在地】愛知県豊橋市大岩町火打坂 【山行日】2008年7月13日(日曜日) 【行 程】芝生広場から周回 豊川 ==== 岩屋緑地駐車場 ---- 大蔵山 ---- 岩屋 ---- 岩屋緑地駐車場 ==== 昼食 ==== 二川宿 == 8:50 9:20 == 長ノ山湿原 ==== ヤマナカ ==== 豊川(合計走行距離:108.3km) -15:44 16:59 【標高差】約75m 【天 候】晴 31℃(自宅出発時)、29℃(長ノ山湿原)、32℃(帰宅時) 7月13日11時豊橋の気象庁データ:気温30.5℃、風向:南西、風速3m/s 【地形図】1:25,000 二川(ふたがわ)(所持のみで使用せず) 【スタイル】DUNLOP ウォーキングシューズ(中国製)、ショートソックス、タオル(途中から首にかける)、 紺色デイパック、mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、眼鏡、 綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、 Champion綿97%半袖Tシャツ(ASSEMBLED IN COSTA RICA OF U.S.A. COMPONENTS)、 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く) 【所持飲料】爽健美茶オーシャンブリーズ 500ml(飲まず)芝生広場から樹林に入ってもめぼしいものはなく、脇にそれると、ヤマトゴキブリというゴギブリがたくさん見られました。腐葉土のある場所まで行くと、カブトムシが出るわ出るわ。中にはまだ羽の黒くなっていない雌もいました。一般参加の子供たちは大喜び。そして、花がない代わりにキノコがたくさん。マンネンタケ、スエヒロタケ、テングタケ、そしてムラサキホコリという粘菌(変形菌)の仲間も。私は全然名前を知りませんが、Aさんはキノコの仲間には詳しくないと言いながらも解説してくれます。
山頂付近ではMさんからチャートの説明。そこにウバタマムシというちょっと地味なタマムシも飛んで来ました。でも羽の中は光沢があるよ、とTさんが教えてくれました。そしてオオミズアオという蛾の幼虫もいました。
展望台からはチョウトンボが少し離れたコナラの木の周りに多く見られました。階段を下り、そこにあるチャートの岩の解説。金槌で叩いて火花も見せてくれます。岩の裏は戦時中、トーチカ(防御陣地)だったという解説も。
展望台から松明峠方面を見る 4月観察会よりも緑が濃い岩屋観音の断層のある岩を見て、戻ります。途中ではシロテンハナムグリやアリグモを観察しました。
岩屋の脇にはこんな表示があります8人で昼食後、先にお暇し、一人で、二川宿本陣資料館へ向かいます。『広重の描いた東海道』展の最終日です。何種もの東海道五十三次があり、二川宿、吉田宿、御油宿などをメインに揃えてありました。
次に長ノ山湿原に向かいます。以前に歩いた歩道の一部は、木道がなくなり、長靴でもないと歩けなくなっていました。湿地は柵で囲われているため、歩道だけ歩きますが、花は咲いておらず、蕾を見る程度でした。そんな中、ハッチョウトンボは雄も雌も飛んでいました。他にもトンボを見ている人がいました。ただ、近くにはサーキットか何かがあるようで、車のエンジン音などが響き渡って落ち着けないのが残念です。そんな中、トンボの観察に集中すると、騒音も気にならなくなる瞬間もありました。
見かけた動物
オオミズアオ(幼虫)、カブトムシ、ヤマトゴキブリ、ウバタマムシ、シロテンハナムグリ、ツバメ
【大蔵山が紹介されている書籍】 『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行 大蔵山展望台のカラー写真がありますが以前のものになっています。 『朝日新聞』1998年12月17日版 「見晴らし雄大 岩屋公園」 大蔵山・岩屋山周辺の遊歩道の地図が詳しい。
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