オオトモエ 大巴蛾（大巴） Erebus ephesperis laetitia 節足動物門 昆虫綱 有翅昆虫亜綱 鱗翅目（チョウ目） ヤガ科 シタバガ亜科
成虫 弓張山地（東三河） 2011.7.24
開張9〜10cmと大きな蛾です。飛んでいるところを見ると、その大きさと、黒っぽい地に白い模様であることもあり、まるでアゲハチョウの仲間が飛んでいるようにも見えます。和名のように、巴模様（目玉模様）があります。
幼虫の食草はサルトリイバラやシオデとのことです。
分布は、北海道南部、本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国、ジャワ、マレー、インドで、日本では西南日本に多いようです。群馬県や栃木県では準絶滅危惧種に指定されています。南方系の蛾なので、地球温暖化に伴い、分布が北上していくのではないかと思います。
