乎那の峯・宇津山 マンサクの山とお寺の山 乎那の峯のマンサクを期待して出かけ、ついでに近くの低山をピークハントしました。宇津山は正太寺の墓地が広がる山でしたが、宇津山城跡の山でもありました。
宇津山城跡の周囲を歩く
【山 名】乎那の峯(浅間山) 78m 宇津山(うづやま) 53.6m 【山 域】遠州 【所在地】静岡県浜松市北区三ヶ日町下尾奈(しもおな)・鵺代(ぬえしろ)(乎那の峯)、湖西市(こさいし)入出(いりで)(宇津山) 【山行日】2012年2月12日(日曜日・先負) 【行 程】2山ともほぼ往復 豊川 ==(R1)== 豊橋 ==(県4・R301)== 駐車場 ---- 乎那の峯 ---- 駐車場 ==(R301)== ホテルリステル浜名湖 == 9:03 9:25-9:41 -10:15 11:15 ==(R301・県333)== 正太寺駐車場 ---- 道路横断 ---- 宇津山 ---- 城跡 ---- 宇津山 ---- 正太寺駐車場 == 11:42 11:50 11:55 11:56 12:15 12:25 ==(県333・R301)== ホテルリステル浜名湖 ==(R301・県310)== 遊覧船乗場 ---- 猪鼻湖神社 ---- 遊覧船乗場 == 14:42 ==(県310・R301・県4)== 豊橋 ==(R1)== 豊川(合計走行距離:86.6km) 15:39 【山行時間】1時間0分(乎那の峯)、43分(宇津山) 【標高差】約30m(乎那の峯)、約45m(宇津山) 【人 数】2人 【天 候】晴 気温:4℃(自宅出発時)、12℃(14:42)、8℃(帰宅時) 2月12日12時浜松の気象庁データ:気温9.3℃、風速7.5m/s、風向:西北西、天気:晴、湿度31%、視程28.9km 【地形図】1:25,000 三ヶ日(みっかび)(所持せず) 【スタイル】ハイドロテック スポーツシューズ HDRT-013 ダークブラウン(\7,245) 2010.04.10購入、 PHENIX化繊ズボン(中国製)、OUTDOORエンジ色デイパック(USA製)、 TARAS BOULBA(アシックス)POLARTEC(ポリエステル100%)SERIES200フリース(乎那の峯のみ使用)、 ユニクロ黒色フード付ウィンドブレーカー(綿100%中国製)(宇津山のみ使用)、 アクリル70% 毛25% カシミヤ5%長袖チェックシャツ(日本製)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、 黒色ウェストバッグ、綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、 グレーショートソックス、中国製半袖Tシャツ(綿72%・ナイロン28%)、眼鏡、 デジタルカメラ:SONY α350、MINOLTA DiMAGE7(いずれも首に提げて歩く) 【所持飲料】アクエリアス カロリーオフ500ml(飲まず)奥三河方面へ行こうかとも思いましたが、マンサクを見に、久しぶりの乎那の峯へ行ってみることにしました。乎那の峯へは以前にも出かけていますが(記録)、あまり綺麗に咲いているところを見た記憶はありません。今回も開花はしているのではないかと思いますが、満開には早いかもしれません。でも、まあいいでしょう。近くには、宇津山という低山もあります。ガイドブックでは見たことありませんが、はたして登ることができるでしょうか。楽しみです。豊橋でYさんと待ち合わせます。9時半の予定で、私は5分前に到着しました。Yさんは10分ほど遅刻です。私の車に乗り、出発します。多米峠をトンネルでくぐって静岡県に入ります。以前に乎那の峯へ行ったときは本坂トンネル経由で行きましたが、多米トンネルからのアプローチは初めてです。
国道301号線を北上し、並走する天竜浜名湖線の尾奈駅を過ぎたところを左折し、少し先で右折します。乎那の峯の入口駐車場には他に1台の車がとまっていました。この様子だと、まだあまり花は咲いていないのでしょうか。歩き出し、少し上がったところでわずかに花をつけているマンサクを見かけました。やはり開花したばかりで、まだちらほらしか花をつけていません。ちょっとがっかりです。
「天然記念物境界」の石標そのまま山頂まで登っていきますが、他に花は見かけませんでした。浅間社の祠がある方から下って、右折すると、マンサクが植栽された場所がありました。葉がついているからシナマンサクになるのでしょうか。こちらは、そこそこに花をつけていました。
乎那の峯ピークに取り付けられたプレート
乎那の峯からの眺め
浅間社の鳥居と祠戻ると、他にも見物客が何組かいました。その一組が写真を撮っているので、そちらに行ってみます。すると、そこにもマンサクが咲いていました。ただ、上の方で、写真に撮るには少し離れていました。
車に戻り、昼も近いので、ホテルリステル浜名湖のバイキングを食べに行くことにします。ホテルのバイキングはどこも人気でしょうから、そんなに腹は空いているわけではありませんが、早めに行くことにします。
来た道を戻り、ホテルに着くと、駐車場は少しだけあいていました。中に入ると、結構人がいます。そして、約1時間待ちとのこと。他で食べることも考えますが、予約だけしておいて、近くの山に登ることにしました。ならば、待つこともなくなり、腹も空くでしょう。
車で南下し、国道301号線と並走する天竜浜名湖線の知波田駅手前を左折します。そして、宇津山の南麓を目指します。そこには、曹洞宗の正太寺(しょうたいじ)があります。道路は山頂方面へ延びていますが、急で狭そうなので、麓に駐車することにします。
お寺に入ると、「宇津山城跡散策コース順路」とありました。それに従って登っていくと、どうやら「宇津山公園八十八ヶ所霊場」と同じになっていて、右へ左へ曲がりながら、88体の石像巡りをさせられてしまいます。それに縛られて遠回りするのも時間の無駄なので、適当にショートカットして登っていきます。弘法大師の石像だけでなく、墓地にもなっています。そして上に出ると、そこも墓地です。その一角に大きな弘法大師像と、さらに先へ「宇津山城跡散策コース」は続いています。それに従って進みます。すると、低い石垣で囲まれた場所になり、石垣の上を歩けるようになっています。上を歩いていると石垣なのか土塁なのか、よくわからないような感じです。
宇津山城は、1567年1月に吉田城を追われた今川方の小原鎮実(しげざね)が朝比奈泰忠(やすただ)を討ち取って入城しましたが、翌1568年12月15日、徳川方の酒井忠次を先鋒とする遠江侵攻により落城しました。
「宇津山公園 八十八ヶ所 霊場入口」と「宇津山城跡散策コース入口」の看板
「宇津山城跡散策コース順路」
宇津山公園八十八ヶ所霊場を登っていきます(手引観音)
宇津山城跡の看板 1506年頃今川氏親(うじちか)が三河攻略を開始するにあたって築城したものとのことその踏み跡はぐるっと大きく一周できるようになっているようで、かなり大きな城だったことがわかります。三角点も探してみますが、見つかりません。地図を持ってこなかったので、三角点の位置もわかりませんが、最高地点付近は見ました。事前に確認した地形図に三角点マークがあったことは覚えています。
墓地を見下ろす
「止弘法大師」像帰宅後、調べてみると、どうやら三角点はなくなっているようです。国土地理院のサイトの地図を見ると、三角点は消えているのでした。墓地になってしまったからでしょうか。
少し違ったルートを下り、車に戻り、急いでホテルへ向かいます。下山時には既に12時半の5分前でした。たぶんもう順番は来て、名前を呼ばれていることでしょう。まあ、それでもきっとキャンセルされるようなことはないと信じます。
正太寺の駐車場付近にある弁才天ホテルに着いて、名前を言うと、やはり順番は着ていたようで、それでも、すぐに席を用意してもらえました。でもまだ人はたくさんいます。席は入口のすぐ近くの窓側です。目の前には猪鼻湖が広がります。まずはトイレに行ってから戻り、バイキングの料理を取りにいきます。
海鮮丼をセルフで作れるようになっていて、大葉やしょうがなどとともに、マグロやエビがあります。エビは皮を向かないと食べられないので、2つだけとります。マグロは丼に載せる分と、別に刺身として、別の皿にも盛ります。他にはあまりおいしそうな料理はありませんでした。スイーツはまあまあに見えました。もちろんフリードリンクもあります。1回目だけでなく、お代わりを取りに行きますが、サラダとスイーツ中心にしました。これで、1200円なので、文句はありません。
腹いっぱいになったので、少し動きたいところです。途中に猪鼻瀬戸があります。ここは、『男はつらいよ 純情篇』の舞台になったところでもあります。そこへ寄ってみたいところです。でも駐車場があるかどうかわかりません。一旦、車で吊り橋を渡りますが、駐車するのに適当な場所がなく、引き返し、信号を左折します。そこには駐車できる場所があります。遊覧船の乗り場でもあります。Yさんに寄ると以前は賑わっていたそうです。今はそれほどでもありません。シーズンオフということもあるかもしれません。今は風も強く吹いています。
駐車し、海岸沿いの狭い道路を瀬戸橋の方へ進みます。釣り客もいるようです。そして、道路を横断し、猪鼻湖神社まで行けました。駐車した近くでは1袋2個入りのはっさくが100円で売られていたので、買いました。小さいみかんは試食ができるようで、1つ皮を剥こうとしましたが、なかなか向けません。味も酸っぱいので、やめておきました。
新瀬戸橋方面へ
瀬戸橋
瀬戸橋を横断
瀬戸橋の下へ
猪鼻湖神社へ
猪鼻湖神社付近
猪鼻湖神社付近から昼食をとったホテルリステル浜名湖を見る
祠
「猪鼻巌」の石柱
猪鼻巌
岩にはフジツボがついていました
瀬戸橋脇にある「遊歩道入口」の看板
遊覧船乗り場へ戻る道遊覧船乗り場にはバイクで来て休憩している人が何人もいました。遊覧船は冬場は営業していないようです。でも、館山寺行きでしょうか、片道でも乗れる船は営業しているようでした。
帰路も同じく、多米トンネルを通り、戻りました。
携帯電話の歩数計によると、1日で歩いた歩数は6,031歩。距離は3.61km、時間は1:07:48、消費カロリーは194kcal、脂肪燃焼27gでした。
【乎那の峯、宇津山が紹介されている主な書籍】 『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行 「マンサクと三ヶ日桜の名所」と紹介されています。 『静岡の山城ベスト50を歩く』(サンライズ出版)2009年10月24日初版1刷発行 4ページにわたり、「宇津山城」が紹介されています。「宇津山城跡概要図」も載っています。
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