ホツツジ(ヤマボウキ、マツノキハダ) 穂躑躅(山箒)
Elliottia paniculata (Siebold et Zucc.) Hook.f.
ツツジ科 ツツジ亜科 ホツツジ連 ホツツジ属
 



花・蕾 両白山地 大日ヶ岳 2008.8.12




花 白山 三ノ峰鳩ヶ湯新道 2001.9.1

 雌蕊が長く突き出るのが特徴で、先はやや上に曲がります。これに対し、ミヤマホツツジは雌蕊が上に大きく湾曲しているので、区別は容易です。また、ミヤマホツツジはホツツジに比べ、標高の高い場所に生えています。  葉は楕円形で先は尖っています。包葉は線状披針形。萼は杯形で、先は全縁か、ごく浅く5裂します。花弁は3枚で離生し、反曲します。

 アンドロメドトキシンという毒成分があり、アセビやレンゲツツジなどと同様の中毒症状が現われるそうです。

 学名の"paniculata"とは、「円錐花序の」という意味だそうで、これに対し、ミヤマホツツジは総状花序となります。

 枝を束ねて箒にするため、ヤマボウキとも呼ばれるそうです。

 分布は、北海道南部、本州、四国、九州の山地となっています。

 参考:『日本の野生植物 木本』II 新装版(平凡社)、『信州高山高原の花』(信濃毎日新聞社)

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