リョウブ 令法
Clethra barbinervis Siebold et Zucc.
リョウブ科 リョウブ属


蕾 南信州 蛇峠山 2005.7.17




樹皮 東三河 本宮山 2006.12.29


 

樹皮 奥三河 碁盤石山 2007.1.14

 あちこちの山でよく見かけます。夏の、長い花序につける白い花も特徴的ですが、サルスベリ、ナツツバキ、ヒメシャラに似た茶褐色で樹皮がまだらに剥れた滑らかな幹も目立ちます。冬には落葉していますが、この特徴的な樹皮と、よく枝先に残っている果実の列で、リョウブとわかります。

 葉は枝の先にまとまって付きますが、互生です。写真のように葉柄が赤くなることが多いようです。

 リョウブ科にはリョウブ属の1属のみあり、日本にはその中で、リョウブ1種のみが自生しています。

 漢字の令法は、この木の植樹あるいは葉の採取・貯蔵を命ずる法令が出たからだとか。

 分布は、北海道南部、本州、四国、九州、済州島となっています。

 参考:『葉で見わける樹木』(小学館)、『日本の野生植物 木本』(平凡社)

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