シロツメクサ(クローバー、オランダゲンゲ) 白詰草
Trifolium repens L.
マメ科 マメ亜科 シャジクソウ連 シャジクソウ属


花 愛知県新城市 2005.6.12

 この花の名前を覚えたのはやはりあの1977年放映のTVアニメ『世界名作劇場 あらいぐまラスカル』のオープニングテーマソング『ロックリバーへ』でしょうか。「シロツメクサの花が咲いたら・・・」というやつです。でも名前は知っていてもそれがどんな花かは知らなかったと思います。また、別名のクローバーがシロツメクサのことだと知ったのもかなり後になってからです。それまではクローバーはカタバミのことだと思っていました。もっともカタバミの名も知りませんでしたが。

 花は普通白色ですが、なかには桃色になる品種があり、モモイロシロツメクサと呼ばれています。

 本種はヨーロッパ原産の帰化植物です。同じ仲間の帰化植物にムラサキツメクサ(アカツメクサ)もあります。シャジクソウ属で日本の自生種はシャジクソウだけです。

 ツメクサ(詰草)という名は、江戸時代にオランダから輸入したガラス製品の破損防止に詰められていたのが由来だそうです。そして、それがきっかけとなり、日本に入ってきたと言われています。

 名の似ているものに、ナデシコ科のツメクサがありますが、こちらは、細く先の尖った葉の形が鳥の爪のようだからだそうで、漢字で書くと「爪草」です。

 『図鑑 愛知の野草』の「草花あそび」には、シロツメクサのかんむり・腕輪・首飾りの作り方が載っています。

 参考:『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)

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