ヒトツバの品種で、胞子嚢のつかない葉の「下部の縁」が鋸歯状になるものをハゴロモヒトツバと呼びますが、胞子嚢のつかない葉の「先端」が分かれているものをシシヒトツバと呼ぶようです。 シシヒトツバ 獅子一つ葉 Pyrrosia lingua (Thunb.) Farwell f. cristata (Makino)H. Ito シダ綱 ウラボシ目 ウラボシ科 ヒトツバ属
葉 遠州 2011.1.9
葉 東三河 2011.1.23
品種名の、"cristata" は、「鶏冠状の」の意味です。
ただ、遠州で見かけたものは、ぱっと見、この一葉のみで、周辺の葉は普通のヒトツバでした。東三河で見たときは、葉の先端が分かれたものがいくつかありましたが、やはり全てではなく、一部の葉でした。そうだとすると、はてしてこれをシシヒトツバと呼んでいいのか、疑問に感じます。
東三河での写真は、『豊橋市の植物』(愛知県植物誌調査会)に記載のある場所とは異なる場所です。
参考:『日本の野生植物 シダ』(平凡社)
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