獅子岩 柿平から県民の森へ

 会の月例山行に参加し、初めて獅子岩を訪れました。2月中旬なのに暖かく杉花粉が視認できるほどの中での山行でしたが天気も良く、満足できました。柿平からのルートもシダが多いものの、踏み跡はしっかりある良いルートでした。ただし、道標は基本的になく、尾根の分岐点などでは間違えやすい箇所もありますので、出かける場合はご注意ください。
【山 名】獅子岩(ししいわ)
【山 域】奥三河(三河山地、美濃三河高原) 天竜奥三河国定公園
【水 系】豊川上流宇連川水系(宇連川右岸)
【所在地】愛知県新城市門谷(かどや)鳳来寺・豊岡ドウデイ・一ノ瀬・狭石・西貝津・池ノ嶋・石仏・葭ケ滝・焼野・上ノ山・川合大西
【山行日】2009年2月15日(日曜日)
【行  程】県民の森から周回
  豊川 ==(40.2km)== 愛知県民の森駐車場 ---- 柿平登山口 ---- 獅子岩 ---- 分岐 ---- 石標に戻る --
  7:45                                      9:37-9:42     11:08-12:00   12:09       12:25
  -- 460mピーク ---- 県民の森東尾根合流 ---- 分岐 ---- 不動滝分岐 ---- すぎの木センター前 --
     12:45-            13:05 - 13:10        13:15        13:34             13:54
  -- 愛知県民の森駐車場 ==(22.4km)== バロー ==== 豊川 (合計走行距離:81.0km)
       14:00 - 14:19              14:52-15:37   16:10
【山行時間】約5時間(休憩を含む)
【標高差】約360m
【人  数】24人(8人パーティ×3)
【天  候】快晴 10℃(自宅出発時)、17℃(獅子岩)、18℃(14:52)、17℃(帰宅時)
     2月15日新城の気象庁データ:平均気温11.2℃、最高気温19.5℃、最低気温2.0℃、
       平均風速2.0m/s、最大瞬間風速11.1m/s、最多風向:北北西、日照時間9.7h
【地形図】1:25,000 熊(くま) 平成元年修正測量
【スタイル】皮登山靴zamberlanフジヤマ、ショートソックス(厚手+薄手)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、MILLETアタックザック、黒色ウェストバッグ、
 綿100%水色半袖Tシャツ(Fabric Made In USA、Assembled In Honduras)、タオル(途中から首にかけて歩く)、
 「山と溪谷」ロゴ入り手拭い(途中から汗拭き兼花粉対策マスクの代用)、眼鏡、
 MUSSHU長袖チェックシャツ(ポリエステル100%・日本製)(出だしと昼食後に一時着用)、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、2段式スキーストック(1本)、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)
【所持飲料】サントリーDAKARA 500ml(約300ml飲む)、カゴメ 六条麦茶500ml(飲まず)、
 お湯(テルモス470ml)(飲まず)
 何年か前から行きたいと思っていた獅子岩。麓からの写真は、例えば、5年前に高土山に登ったときに撮っています。その後、なかなか機会がなく、また行くとしたら、まずは県民の森の東尾根からピストンだろうな、と考えていました。そんなとき、会の月例山行の案内で、柿平から登る周回ルートを辿るというので、すぐに参加申込みをしました。月例山行に参加するのは、越戸の大山以来1年ぶりです。

 集合は9時に直接県民の森へ。6時半頃起床し自宅を出発したのは7:45。サークルKでおにぎり3個とVC-3000のど飴などを買います。

 県民の森の駐車場から、まずは来た道路を戻り、宇連川を渡る手前で左に折れます。JR飯田線沿いの細い道路を歩き、柿平駅方面へ。途中では、梅の花を何本も見ます。登り口は、駅の手前の沢沿いです。踏み跡はしっかりあります。

 コシダやウラジロが多い踏み跡を登っていきます。私の位置は、3パーティあるうちの中央のパーティなので、ついていくだけです。登っていくと、汗が出てきます。ポケットの手拭いで汗を拭きます。昨日も暑い日でしたが、今日も暑いほどです。それでも標高を稼ぎ、風がある場所になると涼しさを感じることができます。それでも2月中旬とは思えない暖かさなのは間違いありません。途中でタオルを出して首にかけます。



シダの中を登る

 そして瀬戸山方面などでは、杉花粉が視認できます。単なる焚き火などの煙と違うのは多少色がついていることです。最初は、局所的に見られ、花火かなにか煙幕みたいなもののように見えました。でも、別の場所でも広範囲に渡って同じ現象があり、杉花粉に間違いないとわかりました。参加者の中には、くしゃみを連発している人もいます。私も症状がひどい方だと思いますが、くしゃみは出ませんでした。朝、鼻腔クリームを塗ってきたのが利いているのでしょうか。それとも登山により、体温が上がり、新陳代謝が良くなっているからでしょうか。ただ帰宅後の夜が怖い。



谷沿いの杉花粉が風に巻き上げられる 山火事のようにも見える

 ルートは、沢の堰堤のある場所から右の方へ行き、尾根に上がります。稜線に出て、北西に進み、地形図に破線がある稜線を少し北へ進み、475m標高点のある尾根へ入っていきます。ただ、今回はついていくだけで、気づいたら475m標高点付近の獅子岩に着いていました。まずは獅子岩の上に行きます。瀬戸山、高土山、宇連山などが見えます。岩にはゴヨウマツが生えています。見下ろすと梅の湯やセツブンソウで有名な石雲寺などもわかります。



獅子岩手前の岩場



獅子岩への橋



獅子岩からの宇連山(右)と棚山(左)



獅子岩付近からの明神山

 昼食は、24人もいるので、岩の上ではなく、少し戻った岩場の脇でとります。私は、おにぎり3つ(種なしうめ(\110)、鶏五目(\128)、赤飯(\130))を食べます。みかんや漬物ももらいます。そして、飲み物も振舞われました。「黒糖生姜紅茶」だそうです。生姜がよくきいていました。昼食をとっていると獅子岩の上に人がいるのが見えました。どうやらここを訪れたのは我々だけではありませんでした。



獅子岩を見上げる

 正午ちょうどに出発します。来た道を戻り、途中のピークを右折します。そして北進し、石標を越えてそのまま進んでいくと、鳳来湖が見えました。先頭のパーティが、鳳来湖が見えるのはおかしい、と気づき、引き返します。すぐに石標がある場所に戻ります。ここを北西方面へ尾根を下っていくのが正解です。最後尾のパーティは我々が間違って進んだことに気づかず、先に正規ルートへ行ったようです。



岩場を行く



ルートミスした地点の「二次基」石標

 途中の小ピークで小休止します。ここも尾根の分岐ですが、踏み跡ははっきりしていて、ここでは迷いようがありません。ここを下ると、単独男性とすれ違いました。目的はやはり獅子岩でしょうか。

 この先で県民の森の東尾根に出ます。この地点には、「×右尾根は進入禁止・危険」という表示や、「通行止」の道路標識が取り付けられています。あとは、何度か歩いたことのある尾根を下り、駐車場に戻りました。



東尾根から獅子岩へ続く分岐点

 希望者は、石雲寺へ行きましたが、私は新城のバローに寄ってから帰宅しました。そして予想通り、夜には目がかゆくなり、喉の奥がむずむずし、鼻は詰まり、くしゃみも出ました。

 見かけた植物
 イズセンリョウ(蕾)、ホソバシャクナゲ(花芽)、ヒカゲツツジ、アセビ(花)、ツルアリドオシ(果実)、ヤブコウジ、フユイチゴ、リョウブ、アラカシ、コナラ、ソヨゴ、サカキ、ヒサカキ、アカマツ、スギ、ヒノキ、シシガシラ、オオバノイノモトソウ、コシダ、ウラジロ、ススキ


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