タチツボスミレ 立坪菫
Viola grypoceras A.Gray
双子葉植物綱 スミレ目 スミレ科 スミレ属 タチツボスミレ類


花 北アルプス 御嶽山 1999.5.23




花(距) 東三河 花柄山 2007.3.4




2つに分かれた距 東三河 2005年4月


 

花 東三河 2006年4月




花(小さく細い花弁) 東三河 蒲郡市 2012.4.1

 スミレ科の代表というとスミレになるのかもしれませんが、最も一般的なスミレの仲間というと、このタチツボスミレになるでしょう。町中ではあまり見かけませんが、少し山の方へ行けば、いくらでも生えています。食べることもできます。万葉の頃も食用として利用され、万葉集の中で、「都保須美礼」はスミレの別名という説の他に、タチツボスミレのことだという説もあるそうです。

 花は淡紫色です。櫛歯状の深い切れ込みのある托葉が特徴です。また、写真のように距が二つに分かれたもの、花弁に切れ込みが入ったようなもの、花弁が小さく細いものも見かけます。距が二つに分かれたものは、たまたま萼片が距の邪魔をしていて、二つに分かれたのでしょうか。花弁が小さく細いものは、周辺の植物に養分を取られて、生育環境が悪いのかもしれません。写真を見ると、萼の開き加減が悪いようにも見えます。その影響かもしれません。

 タチツボスミレの仲間は有茎種といい、茎が長く伸びるのが特徴で、特に花後には「立つ」ように伸び、それが「タチ」ツボスミレの名の由来になっているそうです。「ツボ(坪)」は「庭」の意味です。

 北海道〜沖縄、台湾、済州島、中国大陸などに分布します。

 葉脈に沿って紅紫色の斑が入る品種は、アカフタチツボスミレといいます。花の色がタチツボスミレよりも濃く鮮やかで、花弁が重なり合うように咲くものは、ニオイタチツボスミレです。

 参考:『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』(秀和システム)

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