タカノツメ(イモノキ) 鷹の爪 Evodiopanax innovans (Siebold et Zucc.) Nakai ウコギ科 ウコギ連 タカノツメ属
実 奥三河 鳳来寺山 2005.5.15
黄葉 奥三河 高土山 2005.11.27
落ち葉 奥三河 明神山 2005.12.18葉は一見マルバアオダモかと思えてしまいましたが、小葉は3枚(三出複葉)。掌状の3枚の葉ということで『葉で見わける樹木』(小学館)でタカノツメを見つけました。でもなんとなく、葉の色艶、縁の波うち具合、葉柄の色など雰囲気が違って見えたので、「このきなんのき」掲示板で1枚目の写真を確認しましたが、タカノツメでしょう、とのことでした。
一旦覚えると、雰囲気だけですぐに判断できたりしますが、逆に知らない木だと、たまたま見た図鑑などの写真と少し違うだけでも違う木ではないかと思ってしまうことがよくあります。一見全縁の葉に見えますが、よく見ると微小な鋸歯があることがわかります。葉先は尖ります。側小葉の基部は左右非対称になっています。葉柄や葉の表面は無毛ですが、裏面の側脈の基部にのみ軟毛が生えています。
実の付き方はウドやヤツデに似ています。つまりこれがウコギ科の特徴のようです。
名前は冬芽が鷹の爪を思わせることからだということです。別名のイモノキは枝が脆くて折れやすいことからきているそうですが、確かめたことはありません。
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