高尾山 10月

 前回(「高尾山 凍った登山道」)同様、金曜出張に絡め、土曜に登りました。
前回は主に6号路と稲荷山コースを歩きましたが、今回は主に、1号路→4号路→5号路→3号路→2号路→6号路と歩きました。
 紅葉には少し早いですが、花や鳥を見ることができました。
【山 名】高尾山(高雄山)
【三角点】ニ等 599.15m 点名:高尾山(たかおさん) 昭和47年11月1日選点
      所在地:東京都八王子市高尾町高尾山国有林
【山 域】関東山地南部(奥多摩、東京近郊) 明治の森高尾国定公園
【水 系】多摩川水系
【所在地】東京都八王子市(はちおうじし)高尾町(たかおまち)・南浅川町(みなみあさかわまち)
【山行日】2008年10月25日(土曜日)
【行  程】京王電鉄高尾山口駅から 登り:1号路→4号路、下り:5号路→3号路→2号路→6号路
  京王プラザホテル八王子 ---- 京王八王子 #### 北野 #### 高尾山口 ---- 1号路入口 ---- 城見台 --
                                   7:43      -7:55        8:20            -8:27        9:01
  -- リフト山上駅分岐 ---- ケーブルカー高尾山駅前 ---- 4号路方面分岐 ---- みやま橋 --
        9:11                 9:15                        9:22               9:31
  -- いろはの森分岐 ---- 1号路合流点 ---- 高尾山 ---- 5号路分岐 ---- 3号路下り口 ---- 2号路分岐 --
        9:41               9:54          9:56-10:11      10:14            10:29            11:00
  -- 6号路方面分岐 ---- 高尾保養院方面分岐 ---- ケーブルカー清滝駅前 ---- 紅葉屋本店 ---- 高尾山口 ##
        11:06               11:21                   11:39?                   11:50          -12:12
  ## 北野 #### 京王八王子 ---- JR八王子 #### 東京 #### 豊橋 ##-- 豊川
    -12:27                     -12:50頃      14:33     15:59     16:43
【山行時間】3時間30分(休憩を含む・下山まで) (登り:1時間36分、下り:1時間39分)
【標高差】約410m
【人  数】1人(単独)
【天  候】曇 17℃(山頂)
     10月25日10時八王子の気象庁データ:気温19.9℃、風速1.4m/s、風向:北
【地形図】1:25,000 与瀬、八王子 (所持せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、眼鏡、
 黒色軽量ザック(RIPEN プチ クロワール J-02100)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、
 MUSSHU長袖チェックシャツ(ポリエステル100%・日本製)、タオル(途中から首にかけて歩く)、
 Champion綿97%半袖Tシャツ(ASSEMBLED IN COSTA RICA OF U.S.A. COMPONENTS)、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)
【所持飲料】サントリー伊右衛門季節限定抹茶入り玄米茶約600ml(約250ml飲む)、
 大塚製薬 ポカリスエット500ml(約300ml飲む)
◆経緯◆
 八王子への出張要請が来たのがほんの3〜4日前。これでは、満足な山選びもできず、結局、高尾山に行くことにします。もっとも、他に適当な山はないのかもしれません。高尾山でもルートはいくつもあるし、前回とは季節も違うので、それなりには楽しめるだろうと思いました。ただ紅葉にはちょっと早いのが残念。

◆前夜◆
 金曜日の出張は、17時半頃まで。社バス(無料)とJR(\150)で八王子駅に向かいます。そごう百貨店では、西部のパシフィックリーグクライマックスシリーズ優勝セールをしていて、ライオンズのテーマ曲でしょうか、スピーカから音楽が流れています。まずは夕食。前回と同じ、大戸屋に入ります。前回は「鶏の炭火焼きねぎ塩定食」(\735)を注文しましたが、今回は、「炭火焼きしまほっけ定食」(\724、609kcal)で、ごはんは+\63で「とろろご飯」(+40kcal)にします。さらにご飯は大盛(追加料金なし)。

 食事後は、明日の朝食などを買いに、前回泊まった「マロウドイン八王子」前にある、ファミリーマートへ。それから、300円のコインロッカーで荷物を取り出してホテルに向かいます。

 今日の宿は、「京王プラザホテル」です。前回の「マロウドイン八王子」は、朝食を含めても6600円でウェブ予約できましたが、今回はちょっとグレードアップしました。その代わりできるだけ安く泊まろうと、素泊まりで、19時以降チェックイン、8時以前チェックアウトという条件付きにして、8900円です。高いだけあって、スタンダードシングルの部屋でも19平米とゆったりくつろげる広さがあります。部屋は11階で、窓の外には八王子駅が見下ろせます。テレビでは中日対巨人のセントラルリーグクライマックスシリーズを放映しています。でも生中継は途中で終わってしまいます。ニュースで同点のまま終了したことを知りました(※)。また、天気予報を聞きます。今日はほとんど雨でしたが、明日は天気になりそうです。

 (※)翌日の試合で巨人のセ・リーグ クライマックスシリーズ優勝が決まりました。

◆アプローチ◆
 朝6:20に起床します。天気は曇です。窓の外に低山が見えますが、ガスがかかっています。昨夜の天気予報では晴れそうなことを言っていましたが、今朝の天気予報では雲が多いという予報になっていました。部屋で、昨日買っておいた、「ねぎとろ巻」(\358)を食べます。そしてチェックアウト。



京王プラザホテルから朝の窓外を見る

 まずはJR八王子駅のコインロッカーへ登山に不要な荷物を入れておきます。そして京王八王子駅へ。JRで高尾まで行き、京王電鉄に乗り換えるという手もありますが、京王だけで行けば170円で済むので、こちらの方が安いでしょう。途中のセブン-イレブン八王子旭町店でポカリスエット1本(500ml、\147)だけ追加で購入します(7:34)。

 京王電鉄京王線の急行に乗ります。車両番号は7224。7000系の車両で1990年2月に製造されたもののようです。1区先の北野で高尾線の普通に乗り換えます。乗った車両の番号は8801。8000系で最も古い編成のようで、1992年3月に製造された車両のようです。終点の高尾山口へ向かいますが、他の登山者につられて高尾駅で降りてしまいました。そういえば8月に土砂崩れで不通になっていたのも頭をよぎりますが、未だ不通なら切符を買うときにわかるはず。私はちゃんと高尾山口までの切符を買っているし。ちなみに8月の不通は2日後には復旧していました。高尾で降りた登山者はJR中央線への乗り換えでしょう。改札口は出ずすぐに気づいて次の電車で高尾山口駅へ向かいます。今度の車両番号は8062。1994年1月製造の車両でした。

◆1号路(表参道コース)へ◆
 駅を出て、登山口へ向かいます。今日は1号路(表参道コース)から登るのでケーブルカー駅まで行かず、手前を右折します。右側には不動院があり、弘法大師像や「おびんづるさま」があります。道の左側には「東海自然歩道起点」の石標も立っています。このルートは車も登ってきます。一般車両は入ってこないはずですので、工事や店などの車なのでしょう。それにしても何台も登ってきて、気を使います。



不動院のおびんづるさま



東海自然歩道起点



車も登る1号路

 車が登れる道路にしては傾斜はきつめです。途中で長袖シャツを脱ぎます。また、タオルを出します。今日は曇で、湿気もあり、涼しくもありません。それでも半袖Tシャツ1枚で歩いている人はあまりいないようですが。

 リフト山上駅前を過ぎ少し行くと今度は賑わうケーブルカー高尾山駅前を過ぎます。その先で左に2号路(霞台ループコース)分岐を見ます。さらに少し先の右手にはここにも2号路への分岐がありますが、「この先は土砂崩れのため通行止です。」と表示がありロープが張ってありました。高尾自然動植物園の入口を通り過ぎると八王子市指定天然記念物にもなっている「蛸杉」を見ます。屈曲した根が「たこの足」に似ていることが名の由来のようです。



日本語のほかに英語、中国語、韓国語の案内がある

◆2号路(霞台ループコース)へ◆
 先に進み、周回する2号路の上部での交差地点に着きます。ここを右に行けば4号路(吊り橋コース)に入ることができますので、ここに入ります。4号路の入口には、やはり2号路へは行けないという表示がありました。

◆4号路(吊り橋コース)へ◆
 4号路は落葉樹が多いようです。紅葉には少し早いですが、一部色づいている木もありました。途中、吊り橋を渡り、さらに日影沢からの登山道が交差しています。全体的に傾斜は緩やかで、ほとんど水平だったり、わずかに下ったりする箇所もあります。キジョラン、イイギリ、ウリノキなどの葉も見かけます。



4号路には路肩が崩れた箇所もあり、「路肩注意」の表示もありました



緑の中の「みやま橋」

◆山頂◆
 1号路に合流すれば、高尾山頂上はすぐ先です。三角点を過ぎ、展望台まで行きます。さすがに富士山は雲に隠れていますが、そこそこの展望はあります。山頂付近は賑やかなので、景信(かげのぶ)山方面へわずかに下ったところのベンチで腰を下ろし、昼食とします。昨夜ファミリーマートで買ったおむすび手巻2つ、紀州梅(\110)と焼さけ(\135)を食べます。



富士山は雲の中

◆5号路(山頂ループコース)へ◆
 さて、下りはまずこのまま景信山方面への道を5号路(山頂ループコース)分岐まで下ります。分岐の先には大垂水(おおだるみ)歩道への分岐や「これより奥高尾」という標柱があります。



「これより奥高尾」の標柱

 戻って5号路に入ります。山頂下の周回コースなので、あまり歩く人はいないだろうと思っていましたが、意外に人が歩いています。

 稲荷山コースとの交差地点を過ぎ、6号路(びわ滝コース)への下り口を過ぎます。6号路は、ゲリラ豪雨・台風による土砂崩れ・路肩の崩れ等により通行止めだったようで、ほんの6日前に通行止めが解除されたとのこと。

◆3号路(かつら林コース)へ◆
 さらに5号路を進み、3号路(かつら林コース)との分岐で5号路から離れます。3号路は緩やかな下りです。ほとんど水平に移動する箇所があるのは4号路と同じです。どうやら高尾山は、下部の傾斜が急で、上部は緩斜面になっているようです。地形図を見ると、ケーブルカーでの標高差は300m弱あるのに対し、そこから山頂までの標高差は100mちょっとしかないのです。ちなみに水平距離では同じぐらいに見えます。そして下部の急な部分をケーブルカーなどで登ってしまえば、後は緩やかに登るだけなので、登山の超初心者でも大丈夫だということになります。1号路のたこ杉付近では、子供たちを連れた団体がいたのも納得です。

◆2号路(霞台ループコース)へ◆
 2号路に入り、下っていくと、わずか先に野鳥がいました。ヤマガラでしょう。カメラを向けると、なんと鳥がこちらに向かってきました。そしてカメラを構えている右手あたりにとまろうと目の前でホバリングするではありませんか。右手を出せばとまってくれたかもしれませんが、カメラを構えたままにしていたら、あきらめて登山道の反対側に行きました。野鳥がこんな近くにくるなんて普通はないことでしょう。高尾山の野鳥は人慣れしているのでしょうか。餌を与えている人がいるのかもしれません。残念ながら写真はピンボケしか撮れませんでした。以前、岐阜の金華山では、手に餌を載せて野鳥がその手にとまって餌を食べているのを見かけたことがありました。

◆6号路(びわ滝コース)へ◆
 2号路から6号路方面へ下る分岐では韓国語の会話が聞こえました。韓国語の案内も伊達じゃないことがわかりました。ここから下る登山道は、ナンバーがついていないようなので、あまりいい登山道ではないのかもしれず、雨上がりの今日は、どろどろになったり滑って転んだりするかもしれない、と心配もしましたが、他の登山道と遜色のない立派な登山道で、転倒することもなく無事に下ることができました。よくぱらぱらと音がして何かが落ちてくるのはどんぐりでしょうか。途中の分岐は、琵琶滝方面ではなく、直接高尾山口駅へ向かう方面へ左折します。途中では、「界四一支一」と読める境界標石も見かけました。最後は、病院の前を通過し、6号路に合流しました。



分岐にあった「道琵三」と読める宮標石、裏面は「宮」マーク

◆下山後◆
 ケーブルカー山麓駅では、国税庁か国税局かの税金のPRイベントか何かが行われていて、しゃもじや花の種をもらいました。もちろん、「税のポケットガイド」(東京国税局)などの小冊子ももらいましたが。

 さて、高尾山といえばとろろそばが有名なようです。大正時代からの歴史があり、20軒ものそば屋があると言います。前回は食べ損ねたので一度は味わっておかなければなりません。入りやすそうな、紅葉屋本店に入り、冷やしとろろそば(\920)をいただきました。観光地だけあって、ちょっと高めだと感じました。

 京王高尾山口駅から八王子に戻り、コインロッカーから荷物を出し、450円切符を買ってJR中央線で東京に行き、前もって購入していた新幹線の回数券を利用して豊橋に停車する「ひかり417」に乗り、5E席に座りました。新横浜駅を出たところで、緊急停止。上り新幹線でボタンを押した乗客がいたようで、しばらくして動き出しました。豊橋で名鉄に乗り換えて、帰宅しました。



右側の700系の1号車に乗りました

 見かけた植物
 ヤマガラ、アサギマダラ、ジョロウグモ、ザトウムシsp、ミミズsp

 見かけた植物
 シロヨメナ、メナモミ、アキノキリンソウ、アズマヤマアザミ、ツユクサ、チヂミザサ、イヌタデ、ミズヒキ、ノブキ、マツカゼソウ、ハキダメギク、オクモミジハグマ、エイザンスミレ、ミミナグサ、コウヤボウキ、ヤマハッカ


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 【高尾山が紹介されている書籍等】

『高尾山 花と木の図鑑』(主婦の友社)2001年9月20日第1刷発行
  コース別、季節別に見られる植物が紹介されています。

『花の百名山』(文春文庫)1996年5月30日第9刷
  一番目の山として高尾山とフクジュソウが紹介されています。

『日本の山1000』(山と溪谷社)1992年12月1日2刷
  草戸山付近から撮った高尾山のカラー写真があります。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  タコ杉の紹介もあります。

『日本の自然100選』(朝日新聞社)1988年6月30日第2刷発行
  イヌブナ林の紹介があります。
  amazon.co.jpで購入できます→日本の自然100選

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  高尾山特有の動植物が紹介されています。

『WEDGE ウェッジ Vol.19 No.9』(ウェッジ)2007年8月20日発行
  「実写ニッポン10 最悪期脱したゴミとの戦い 一層の住民の意識向上を」で紹介されています。

『高尾山 赤高尾』(京王電鉄?)2008年?発行
  パンフレット。「花と紅葉めぐり 8コース別マップ」はよくできていると思います。

『高尾山』(京王電鉄 広報部)2008年10月発行
  「特集 高尾山、紅葉名所八景」などが載っているパンフレットです。

『京王沿線 歴史の中の花めぐり 9月〜2月』(京王電鉄 鉄道営業部 営業企画課)2008年?発行
  高尾山の紹介では、そばやツリフネソウが載っているパンフレットです。

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