トベラ(トビラノキ) 海桐花(扉の木)
 Pittosporum tobira (Thunb.) W.T.Aiton
 トベラ科 トベラ属


実・葉 渥美 笠山 2005.8.13

 海の近くに生える常緑樹。図鑑では海岸に生える、と書かれていますが、潮風の当たるような場所なら生えているようです。笠山も海岸とは言えませんが、潮風はしっかりあたります。  葉は互生ですが、枝の先端に集まってつくので輪生のように見えます。葉の形は、全縁で、基部が次第に細くなる倒披針形または狭卵形ですが、縁が裏側に巻く傾向があるようです。先端は円頭まれに鈍頭。  写真の実はまだ若いようで、薄緑色をしています。実の先端から見ると約120°毎に筋が入っていて丸い実が三等分されています。秋に熟すと3つに劣開して、赤橙色の種子が現れます。  学名の小種名は、"tobira"。和名の別名も「扉の木」。その名の由来は、枝や葉などに臭気があり、節分に扉へ刺して鬼除けにしたからだといいます。

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