遠見山 西部中学校方面へ

 大晦日の午後、遠見山からいつもと違うルートを少し歩いてきました。



東三河ふるさと公園から部分的に白化粧した本宮山方面を見る

【山 名】遠見山(とおみやま)
【三角点】二等 194.42m 点名:豊沢村(とよさわむら) 明治19年8月選点
     所在地:愛知県豊川市御津町大字豊沢字篠川44番地
【山 域】宝飯(ほい)山地(五井山地、豊川市西部山地、東三河)
【水 系】音羽川水系、御津川水系
【所在地】愛知県豊川市(とよかわし)御油町(ごゆちょう)栗木山(くりぎやま)・遠見山(とおみやま)・
     滝ケ入(たきがいり)・西欠間(にしかけま)・下川原(しもがはら)・一ノ坪(いちのつぼ)・登り沢(のぼりざわ)・
     国府町(こうちょう)山ノ入(やまのいり)・岡本(おかもと)・上河原(かみがわら)・
     御津町(みとちょう)豊沢(とよさわ)小沢(こざわ)・篠川(しのかわ)・松ノ下(まつのした)
【山行日】2010年12月31日(金曜日・大晦日・赤口)
【行  程】東三河ふるさと公園北駐車場から
  自宅 ==(県31・R23・県2・R259)== 初立池北西端 --(周回・藪)-- 初立池北西端 ==(R259)==
  8:13                          9:24-9:32
  == 道の駅伊良湖クリスタルポルト ==== 灯台茶屋 ==(R42)== 道の駅あかばねロコステーション ==
  ==(R259・県2・R23・県31・県374・県368)== 東三河ふるさと公園北駐車場 ---- 遠見山 ---- 御津高分岐 --
                                             14:06 - 14:11          14:34-14:46     15:20
  -- 道路に出る ---- 東三河ふるさと公園北駐車場 ==== 自宅
       15:33                16:04 - 16:08
【山行時間】1時間53分(遠見山・休憩を含む)
【標高差】約170m
【人  数】2人
【天  候】晴
  気温:2℃(自宅出発時)、4℃(初立池到着時)、3℃(遠見山登山開始時)、4℃(遠見山)、
     3℃(東三河ふるさと公園駐車場に戻った時)
     12月31日14:30蒲郡の気象庁データ:気温4.2℃、風速4.8m/s、最大瞬間風速9.9m/s、風向:西
【地形図】1:25,000 御油(ごゆ) 平成年修正測量
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、MILLETアタックザック、
 アクリル70% 毛25% カシミヤ5%長袖チェックシャツ(日本製)、PHENIX化繊ズボン(中国製)、
 TARAS BOULBA(アシックス)POLARTEC(ポリエステル100%)SERIES200フリース、緑色軍手、
 綿100%トランクス(中国製)、眼鏡、青色半袖Tシャツ、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、黒色ウェストバッグ、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7、SONY α350(いずれも首に提げて歩く)
【所持飲料】サントリーDAKARA 500ml、TEAS'TEA GREEN & RED アップルティー500ml(いずれも飲まず)
 豊橋のYさんと近場の山にでかけることにしました。ただ遠見山だけでは時間が短すぎるので、渥美方面へも出かけることを考えました。最初は、遠見山を先に登ってから、どこかで昼を食べて渥美へ行こうと思いましたが、昼を渥美のどこかで食べようと考え、そうすると、先に渥美へ行ってからのほうが時間的にちょうどいいかも、と思い、渥美へ先に行くことにしました。

 渥美の目的地を初立池(はつたちいけ)周辺としました。周辺には低山がありますが、登山道はないと思われます。踏み跡があればラッキーです。でもそれもない可能性が高いでしょう。去年出かけた古山(記録)も、まともな踏み跡すらありませんでした。ということで、あまり欲張らず、初立池一周など、周辺の散策ができればいいという程度の気持ちで出かけることにします。

 初立池の北側を走る国道259号線から南に入り、ダムの下に出ます。以前に訪れたときは、池の南側を車で通り抜けたのですが、今日は北側からのアプローチです。すると、堰堤の北側にも道路があったので、そこを登ってみます。堰堤の脇で通行止めになっていたので、そこに駐車し、歩くことにします。他に駐車車両はありません。今日は寒い日です。それに渥美は風が強く、体感温度はさらに低くなります。そんな中、車を降りて池の北側を歩き始めます。

 上空には鵜が何か木の枝のようなものをくわえて忙しそうに飛び交っています。池にも水鳥がいます。進行方向左側が山ですが、踏み跡らしきものはありません。そのまま池の奥の端まで行ってしまいます。途中で藪が薄い場所があり、少し入ってみました。登るのにそれほど苦労はしない程度の藪ですが、特徴のない斜面です。あまりそそられるものがなく、すぐに引き返してしまいます。そのまま池を南岸へ向かいます。北風を防いでくれていた山の麓を離れると、風が容赦なく、体に当たります。



初立池北岸から骨山を見る



初立池北岸から宮山方面を見る その左に建物が小さく見えるのが骨山

 池の南側にも低山があります。踏み跡らしきものはありませんが、1箇所、入りやすい場所があったので登ってみます。部分的に藪をかき分けて比較点簡単に小尾根に上がることができました。冬場ならではでしょう。北斜面は下草が少なく歩きやすい場所が多いのですが、尾根上はコシダが多く生えています。小ピークまで行きますが、何もありませんので、そのまま引き返しました。

 途中、車が何台か通り過ぎます。とまっている車が1台いました。どうやら池で釣りをしようとしているようでした。バスでもいるのでしょうか。

 途中にある駐車場のトイレに寄ってから、堰堤の南端に向かいます。左手に階段があったので、登ってみます。急斜面でコシダが覆いかぶさっていますが、踏み跡はあります。上がると展望台のように平らな場所がありました。松の若木が多くあります。その先は踏み跡もなくなり、引き返しました。



初立ダムを見下ろす



初立池と石堂山を見る

 初立ダムの堰堤脇にも車が2台とまっていました。やはり釣りが目的でしょうか。堰堤を渡ると途中に水鳥の集団がいますが、近寄ると沖に移動してしまいます。

 車に戻り、昼食に向かいます。国道259号沿いの「みなみ」は準備中のようです。休日なのか時間的に早いからかはわかりませんが、あきらめてとりあえず、道の駅伊良湖クリスタルポルトに寄ります。あさりせんべい(\530)などを買って、明日の帰省時に持っていくつもりです。

 昼食は、恋路ヶ浜にあるYさん提案の灯台茶屋にします。牡蠣が人気のようですが、私はあたった経験があるので、焼あさりや刺身などがある灯台茶屋定食(\1,300)にします。Yさんは、焼かき定食です。

 帰りは太平洋岸の国道42号線を東進します。雪が舞っています。途中の赤羽根港には正月飾りを施した漁船が何隻も停泊していました。その先にある道の駅あかばねロコステーションにも寄ります。ここは2009年3月オープンの比較的新しい道の駅で、寄るのは2回目です。みかん5個入りで100円と自宅近くのスーパーよりかなり安価だったので、これだけを購入しました。Yさんは菊や南天など、3束(計300円)を購入していました。



赤羽根港の漁船

 さて、これから遠見山へ向かいます。東三河ふるさと公園北駐車場(御油町)に駐車します。公園内を登ってまずは遠見山頂上の展望台に行きます。振り返ると本宮山などは雪化粧しています。展望櫓の前でチョコレートを食べ、インスタントコーヒーを飲みます。カメラを持っている私を見てか、近くにいた人がツツジが咲いているよ、と教えてくれました。見ると、目の前下方にいくつも、植栽されたモチツツジが開花していました。



遠見山から逆光の三河湾を見る

 ここから東へ下っていきます。「これより先は国府(西部中学校)方面となり、公園駐車場へはもどれなくなります。 東三河ふるさと公園管理事務所」と看板にあります。最初は少し急で苔も生えていたりして滑りやすいところです。風通しが悪いのでしょうか。「注意 この先、滑りやすいので、注意してお通り下さい。」という看板もあります。



下り道

 しばらくすると、左へ分岐する道標があります。行き先は「アスレチック」となっています。ふるさと公園内にある施設を指しているのでしょうか。それとも豊川市野外教育センターがあった頃の名残でしょうか。以前に下から登ってきたことがありますが(記録)、踏み跡程度でした。道標は以前あいていたキツツキか何かによる穴も修復されたようで(それとも以前に穴に見えたのは見間違い?)、相変わらず新しい感じがしますが、道はどれぐらい歩きやすいのでしょうか。またいつか確認したいところです。



「アスレチック」への道標



「アスレチック」方面 落ち葉で埋まり踏み跡すらはっきりしません

 西部中学への分岐の手前に左へ薄い踏み跡がありました。どこかにつながっているのでしょうか、これも確認したいところです。少し先に明確な分岐がります。右へ行くと御津高校方面でしょう。正面は弘法山(新宮山)方面ですが、踏み跡は見当たりません。以前に歩いたことがありますが、シダの中を強引に登りました。



分岐から御津方面への道を見る



分岐から竹林になっている西部中学校方面への道を見る

 今日は左へ折れます。この部分は初めて訪れるルートです。ここはしっかりした踏み跡があります。左右の竹やぶにはイノシシでしょうか、踏み跡がはっきりついています。ふるさと公園の田んぼもイノシシにやられたようで、ほとんど米が残っていないほど無残にやられていましたが、この辺にイノシシはかなり多いのでしょう。普通に昼間歩いているだけではなかなか見かけることはないのですが。



右手に階段がありました



右手にこんな道もありました

 西部中学の脇を歩き、音羽川右岸沿いに歩いてふるさと公園に戻りました。



西部中学校の脇を通ります

 携帯電話の歩数計によると、1日で歩いた歩数は12,880歩。距離は7.72km、時間は2:10:40、消費カロリーは376kcal、脂肪燃焼53gでした。

 見かけた植物
 マサキ(果実)コウヤボウキ(果実)、モチツツジ(花・植栽)、スイセン(花・植栽)、シバザクラ(花・植栽)、ヒガンバナ、マンリョウ(果実)、ネズミモチ(果実)、オキアガリネズ、ヤツデヒメユズリハ、ヤマモモ、ミミズバイ、フイリアオキ、アオキ、ヒサカキ、キヅタテイカカズラ(果実)、ビナンカズラ、バショウ(植栽)、ヤドリギ、ウラジロ、コシダ

【遠見山が紹介されている主な書籍など】

『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行
  国府駅から御油駅までのルートが紹介されています。

『新編 豊川市史 第十巻 自然(豊川市)平成10年3月31日発行
  遠見山一帯を(豊川市)西部山地と呼んでいます。植生等の記述があります。

『宝飯の植物』(愛知県東三河農林水産事務所)2004年3月10日発行
  遠見山一帯の植生が記載されています。


大きな地図で見る

Wander!地域別季節順

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送