トウノウネコノメ 東濃猫の目
Chrysosplenium pseudopilosum Wakab. et Hir.Takah. var. pseudopilosum
ユキノシタ科 ユキノシタ亜科 ネコノメソウ属
 

 

奥三河 2009.3.20

 最初、コガネネコノメソウかな、と思いましたが、どうも後述するようなトウノウネコノメの特徴があると思い、トウノウネコノメだろうと判断しました。

 1999年に新種として認められたトウノウネコノメは、雄蕊が6〜8本で萼裂片から突き出ているのが特徴です。コガネネコノメソウの雄蕊は8本で萼裂片と同等の長さとのこと。また、トウノウネコノメの花は丸みを帯びるそうで、写真では、それなりに丸みもありますが、コガネネコノメソウのように、四角い感じもします。萼裂片の色はコガネネコノメソウがその和名の通り、黄色くなるのに対し、トウノウネコノメは、鮮やかな黄色にはならないようです。

 また、萼片外側に毛は生えていませんが、似ているヤマシロネコノメには、毛が生えているそうです。

 分布は、岐阜県、愛知県、長野県となっています。

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