ツルグミ 蔓茱萸
Elaeagnus glabra Thunb.
グミ科 グミ属


果実 渥美 大山 2008.1.27

 グミの仲間はたくさんあり、また様々な特徴の違いがあるようです。アキグミとナツグミがあるように、花や果実の時期が異なるものもあります。ちなみにアキグミの果期は9〜11月。ナツグミの果期は5〜6月です。しかしその前に、常緑のものと落葉するものがあるのです。アキグミとナツグミはいずれも落葉します。

 大山で見かけたのは1月。葉がついていました。ということは常緑の仲間でしょうか。しかし、つぼみのようなものもぶら下がっています。もしつぼみだとすると今から花が咲くことになります。『日本の野生植物 木本』(平凡社)を見ると、常緑のグミは10〜11月に花を咲かせるようです。とすると常緑ではないのでしょうか?

 結局はっきりしないので、「このきなんのき」掲示板で質問してみました。すると34分後にコメントがつき、葉の厚さの感じから常緑に見えるといい、ナワシログミ、マルバグミ、ツルグミを候補に挙げ、さらに葉の形がやや細長いこと、葉の縁が波打っていないこと、そして果実が細長いことからツルグミだろうと判断していただきました。

 つぼみのように見えたのはじつは花後だったのです。そうすると、常緑のグミの花の時期が秋で、つじつまが合いました。また、マルバグミは笠山で見かけていて、もう少し葉が円いのを見ています。ナワシログミは渥美の東山に登ったときに見かけ、葉の縁の波打ちを見ています。ということで、自分自身でもツルグミだろうと判断できました。

 「ツル(蔓)」の名があるように、幹は細く蔓性ですが、巻きついたりはしないで、他の樹木に寄りかかる程度です。葉の表面にはほとんど星状毛がなく、裏面には赤褐色の鱗片が生えています。

 果実は長楕円形で4月頃に紅く熟すようです。分布は、関東以西の本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島南部、台湾、中国大陸となっています。温暖な地域の、特に低地、沿岸域に多いようです。

Wander!花・植物2月の大山

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