雨生山 野薔薇と毛虫

 この時期の雨生山には何が咲いているのだろうか、と出かけました。特に多いのが野薔薇の仲間でした。また、黄色い毛虫(タケカレハという蛾の幼虫)がたくさん地面にいて、何度も踏みそうになりました。
【山 名】雨生山(うぶさん)(産生山、白山) 313m
【山 域】湖西連峰(弓張山地) 桜淵県立自然公園・浜名湖県立自然公園
【所在地】愛知県新城市中宇利・静岡県引佐郡三ヶ日町
【山行日】2005年6月12日(日曜日)
【行 程】新城市中宇利から
  豊川 ==(23.2km)== 中宇利 --(林道)-- 反射板用山道入口 ---- 県境稜線 ---- ケルン(昼食)--
  9:18           10:05-10:15                                  11:49          11:50-12:12
  -- 雨生山 ---- 道路に出る ---- 駐車場所 --(散策)-- 駐車場所 ==== 豊川(合計走行距離:73.6km)
     12:35        13:01           13:13               13:33-13:38    15:00
【所要時間】3時間18分(含休憩)
【標高差】約220m
【天 候】曇、一時晴れ間あり 26℃(自宅出発時)、30℃(13:35頃)、31℃(帰宅時)
 (6月12日12時新城の気象庁データ:気温29.0℃、風速3m/s、風向:南南西)
【地形図】1:25,000 三河富岡(みかわとみおか) 平成元年修正測量
【スタイル】ジャージズボン、綿100%Tシャツ、ミズノ運動靴、MILLETザック、タオル、
      デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)
 林道ゲート前に行くと、珍しく満車近い。近くではタモを持っている人たちがいた。蝶が目当てなのだろう。端にかろうじて駐車できた。

 林道脇から反射板への踏み跡を登る。3月に登ったときよりかなり草が生い茂っている。それに黄色い毛虫もいる。何の幼虫なのだろうか、と「幼虫図鑑」(http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/)で調べてみると、タケカレハという蛾の幼虫のようで、背中に生えた毛には毒があるそうです。



石の上にいたタケカレハ幼虫

 反射板には寄らず、稜線へ。ケルンのあるピークで昼食とする。ローソンで買った手巻寿司ねぎとろ(\160)、ツナ高菜おにぎり(\120)、カラフルミニサラダ(\140)にフレンチオニオンドレッシング(\30)をかけて食べる。ドレッシングは2つ折りタイプで上向きにしたときに簡単に割れてしまい、顔にかかってしまった。

 昼食をとろうとしていると、二人連れが金山方面からやってきて、素通りしていった。今日唯一山の中で会った登山者である。暑いので今日はあまり歩き回らず雨生山へ。

 誰もいない雨生山からは前回と同じように直接下るルートをとる。しかし藪がきつい。それに足元にはやはりあの黄色い毛虫がいる。引き返そうかとも考えたが、踏み跡に藪が覆いかぶさっているだけでルートを失うことはないだろうとそのまま進むことにする。



雨生山の下りから見る吉祥山(左)と本宮山(右奥)3月の時と色が違う。



麓から水田越しに見る吉祥山(左)と本宮山(右奥)



麓から雨生山を振り返る

 車まで戻ると他の車は1台もいなくなっていた。もう少し歩こうと、中宇利丸山方面を散策して戻ると二人連れの登山者が車でやってきて尋ねてきた。金山へ行くにはどっちへ行けばいいかと。この時間から登りだすということは、それまでにどこかに登って、今日2つめの山なのだろうか、と後で思った。

 車での岐路、ちょっと遠回りをしてみた。黄柳野(つげの)を通って鳳来町へ。本宮山の麓では訓練だろうか、たくさんの自衛隊員が迷彩服に銃器、火砲類を所持して県道を行軍していた。

 見かけた花
 シロツメクサ、イヌガラシ?、トウバナ?、ノアザミ、オオイヌノフグリ、ニガナ、ウツボグサ、ハルジオン?、ハハコグサ、ヤブムラサキ、ササユリ、ニワゼキショウ、カタバミ、ヤマツツジ?、オニドコロ?、テリハノイバラ(ハイイバラ)、ヒメレンゲ?、ムラサキカタバミ、セイヨウタンポポ、ウツギ、ニワゼキショウ、ヘビイチゴ(実)、ジシバリ?、ノイバラ、シモツケ、シライトソウ、コナスビ、ソクシンラン、サルトリイバラ(実)、ツクバネウツギ(白花)、ヤマボウシ、イタチハギ(クロバナエンジュ)


 【雨生山が紹介されている本】

『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行
  愛知県側から雨生山直登ルートが紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  静岡県側の林道からのコースが紹介されています。

『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
  静岡県側の林道からのコースが紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷
  静岡県側の林道からのコースが紹介されています。

『分県登山ガイド22 愛知県の山』(山と溪谷社)1995年9月25日初版第1刷
  静岡県側の林道からの往復コースが紹介されています。

『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行
  中宇利丸山が紹介されています。

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