ウラナミシジミ 裏波小灰
Lampides boeticus
鱗翅目(チョウ目) アゲハチョウ上科 シジミチョウ科 ヒメシジミ亜科 ウラナミシジミ属


 

渥美 笠山 2007.10.14

 後翅裏の後端に濃いオレンジ色の部分と黒い斑点が2つあり、その2つの斑点の間あたりから細い尾状突起が突き出ています。これらは虫の頭部に似せていて、敵に致命的な胴体部分を食べられないようにしているのだと言います。たまたま、この日の朝、テレビでこのことを言っていて、覚えていたのですが、名前は違っていたような気がしました。帰宅後、蝶の図鑑でウラナミシジミだと確信しました。

 翅裏が写っている2枚の写真はアイノコセンダングサにとまっています。幼虫はクズなどのマメ科植物を食べるそうで、写真を撮った笠山にもクズが生えています。

 分布は、ユーラシア大陸、オーストラリア、アフリカと広く、日本では主に秋に見られるようです。南方系のチョウで、暖地では越冬するそうです。

 同じ、シジミチョウ科ヒメシジミ亜科のチョウには、ヤマトシジミやヒメシジミなどがいます。

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