ウスギオウレン 薄黄黄蓮
Coptis lutescens Tamura
双子葉植物綱 キンポウゲ目 キンポウゲ科 オウレン亜科 オウレン属
 



 

ザゼンソウと一緒に生えていました。


 

 



この日、南信州では3箇所を回りました。
そのうち、以上が最初に行った場所に生えていたもので、木道も整備されていました。



上の1枚は、2箇所目です。特に整備されている場所ではありません。 ここも、ザゼンソウと一緒に生えていました。

 

3箇所目は、ザゼンソウは見当たらず、ウスギオウレンのみが咲いていました。



咲き初めでしょうか、赤っぽい株がありました。

花 南信州 2012.3.16


 

 

 

 

 

 



4箇所目は、愛知県内です。高い密度で生えていました。

花・葉 奥三河 2012.3.16

 『日本の野生植物 草本』II 離弁花類(平凡社)によると、萼片の縁辺は多少波打つとあります。確かに写真を見ると、波打っていますが、これは、コセリバオウレンにも見られるようです。花の大きさは、コセリバオウレンよりも大きい気がします。

 また、萼片と花弁の色は淡黄緑色で、花弁は多少紫色を帯びるとのことで、黄色を帯びることが、和名にもなっています。確かに黄色っぽいものが多くありましたが、中には白っぽい色のものや、写真にあるように、赤みがかったものもありました。

 分布は、本州中部(東京都・神奈川県・山梨県・静岡県)となっていますが、今回見たのは、長野県と愛知県です。また、標高は、600〜2,500mとなっています。今回の4箇所はいずれも800m台でした。

 『信州高山高原の花』(信濃毎日新聞社)では、2〜3回3出複葉となっていて、写真が2枚載っていて、3回3出複葉と思われる方を、コセリバオウレン型としているようです。

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