ヤマジノホトトギス 山路の杜鵑草 Tricyrtis affinis Makino ユリ科 シュロソウ亜科 ホトトギス属 ホトトギス類
花 東濃 笠置山 2004.8.14
花 東三河 舟着山 2006.9.23白い花被片にある紫色の斑点が少ないのが本種の特徴のようです。笠置山の写真はまさにその典型でしょう。ところが、舟着山の写真のものは紫色の斑点がとても多くあります。この斑点が多いのは、ヤマジノホトトギスではなく、ホトトギスの特徴です。しかし、ホトトギスの花被片は斜め上向きに開くのが特徴で、ヤマジノホトトギスは写真のように花被片は平開します。なお、ヤマホトトギスは花被片が反り返ります。また、ホトトギスは花被片の付け根付近に黄色い斑点があるのに対し、ヤマジノホトトギスには黄色い斑点がありません。また、ヤマジノホトトギスの花柱と花糸には紫色の斑点がないのも特徴です。
ホトトギスの名の由来は、紫色の斑点が鳥のホトトギスの斑模様に似ているからだといいます。
分布は、北海道西南部から九州となっています。
参考:『日本の野生植物 草本』(平凡社)
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