ヤマノイモ(ジネンジョ、ヤマイモ) 山芋(自然生、自然薯、日本薯預、野山薬) Dioscorea japonica Thunb. ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
花 渥美 赤松山 2007.8.12雌雄異株の蔓植物で、雄花序は直立し、雌花序は下垂します。写真の花序直立していますので雄株です。葉は普通、写真のように対生します。葉身は三角状披針形で、先端は長く尖ります。
種子からだけでなく、葉腋にできる珠芽(ムカゴ)からも繁殖します。地中のイモを掘るのは大変ですが、ムカゴは簡単に採れるため、ちょっとつまんで皮ごと生食すると、芋の味がしっかりします。
分布は、本州〜四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国となっています。
日本のヤマノイモ科にはヤマノイモ属があるのみです。葉が対生するヤマノイモ科には、他にナガイモがありますがこれは中国原産で、葉の基部が張り出します。葉が互生するものには、オニドコロやヒメドコロなどがあります。
参考:『日本の野生植物 草本』(平凡社)
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