天生湿原周辺 紅黄葉 シーズン最初の紅葉狩り。台風後でも紅黄葉は十分楽しめました。
天生峠付近からの展望
【行き先】天生湿原周辺 1620m 【山 域】赤谷山脈(飛騨高地・天生山系) 天生県立自然公園 【水 系】神通川上流宮川支流小鳥川水系・庄川水系 【所在地】岐阜県大野郡白川村・飛騨市河合町天生 【山行日】2013年10月19日(土曜日・大安) 【行 程】駐車場から 【標高差】約330m 【人 数】2人 【天 候】曇 10月19日白川の気象庁データ:平均気温12.0℃、最高気温16.9℃、最低気温9.3℃、平均風速0.3m/s、 最大瞬間風速2.2m/s、最多風向:南東、日照時間0.0h、降水量0.0mm 【地形図】1:25,000 平瀬(ひらせ)(所持せず) 鳩谷(はとがや)(所持せず) 【スタイル】SIRIO 登山靴 46ATL 27.0(中国製)(2012.07.14 モンタニアで購入)、 MILLETアタックザック、眼鏡、mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、RunBIRD(ミズノ)中国製半袖Tシャツ(綿60%、ポリエステル40%)、 ユニクロ 綿57%・ポリエステル43% トランクス(中国製)、厚手ショートソックス、 MUSSHU長袖チェックシャツ(ポリエステル100%・日本製)、 デジタルカメラ:SONY α350+2.8/100 MACRO、Canon PowerShot SX50 HS(いずれも首から提げて歩く) 【所持飲料】AQUARIUS Vitamin 500ml、香る ラ・フランスの天然水 500ml(飲まず)、 伊藤園 健康ミネラル むぎ茶 600ml(飲まず)10月19日の土曜日は出勤日ですが、有給休暇を取得しました。取得できるかどうかは、前日の金曜日、夜8時頃に決まりました。業務が出勤者のみで対応できるかどうか微妙な感じだったのですが、いざというときは電話対応でバックアップすることで何とかなった次第です。行き先は、天生湿原周辺。10月10日の朝日新聞に「紅葉の天生峠」のカラー写真が載っていて、そういえば、天生湿原周辺に秋に出かけたことはなかったなと、そして紅葉はきっと素敵だろうと思ったのです。
朝は予定していたよりは少し遅く、6時過ぎに自宅を出発。美合パーキングエリアのマクドナルドでチキンエッグマフィン(300円のところクーポンで270円)とJAFの無料クーポンで、ホットのプレミアムローストコーヒーSを注文しました。ついでに隣のローソンで昼食も購入します。購入したおにぎりは、「胡麻さけ」(\105、195kcal)を2個、「ひじきチーズ」(\110、190kcal)、「阿波雄鶏の鶏めし」(\125、197kcal)。いずれも静岡県島田市で製造したものでした。
白川郷インターで高速を下り、天生峠へ。駐車場に到着するとなかなか賑わっています。高山方面から上がってきたという人と少しだけ話をします。いつも白川郷方面から上がってきていたので、下りは高山方面へ下ってみることにします。
天生峠 濃飛バスのバス停もあります一人500円を支払い、入山します。以前はなかった携帯トイレのブースも設置されているようです。
森林環境整備推進協力金 500円
「飛騨 美濃紅葉三十三選の地 天生峠」の石柱とベンチまだ緑色をした葉もありますが、紅葉している葉もたくさんあります。特にオオカメノキが多く、紅く色づいているのが目立ちます。もちろんブナなどの黄葉も豊富です。
湿原の説明板
一方通行の看板
湿原
枯れ色の湿原 左端に木道が見えます
果実と木道
木の幹が曲がっているのは積雪の影響か
湿原脇の歩道を歩いています
紅葉に囲まれた湿原
オオカメノキの若干緑の残る紅葉と歩道
落ち葉の歩道
沢を横断
沢に入ることを禁止しています分岐からはカラ谷を登ります。出発前は木平湿原方面へ行こうと考えていましたが、ブナの黄葉を期待して、ブナ探勝路を復路にすることにします。
森の中の橋と階段
倒木のきのこ
シダも豊富
カツラ門
コケと地衣類
水場
トイレブース
紅黄葉の中の歩道
籾糠分岐籾糠分岐でベンチに空きがあったので、そこに座って昼食とします。山頂は行かずに下ります。ミズバショウ群生地へも寄ります。紅葉している木が目立ち、いい景色でした。晴れ間ものぞきだしたのにはびっくり。予報では曇ですが、アプローチの途中、思いっきり雨に降られたので、登山中に雨が降るのも覚悟していたのです。
木材を敷いた歩道
展望が得られる場所
緑色が多い場所
分岐
熊除けのドラム缶
葉の落ちた木もあります
紅黄葉
遠くには雪山も見えます
雪山を望遠
黄葉と雪山
携帯トイレブース位置図
携帯トイレも400円で売っているようです
駐車場
駐車場に戻り、高山方面へ下ります。白川郷からの道路より、カーブがきつく感じました。帰りに白川郷へ寄ることはできなくなりましたが、せっかく高山方面へ下ったので、高山に寄ることにします。
駐車場にはテントもあり、直売所となっていたり五平餅も売っているようです
ススキの原駅前の駐車場に駐車して歩くことにします。駐車料金は20分で100円です。古い町並を散策し、みたらしを1本60円で買って二人で分けて食べました。
駅前中央通りの柳橋から宮川上流方面(南側の筏橋方面)を見る
高山の古い町並
高山名物みたらしだんご
みたらしだんご60円、五平餅180円
みたらしだんご
黒い町並み
玄関にぶら下がっているのは朝顔のようです
狭い路地
高山市政記念館(旧高山町役場)は城山の山麓にあります
内部
中庭
外観飛騨清見インターから高速に乗り、ひるがの高原のサービスエリアで夕食をとりました。その後はノンストップで帰宅しました。
見かけた動物
アトリ見かけた植物
ブナ、オオカメノキ(紅葉)、オオモミジ?(紅葉)、コハウチワカエデ?、ナナカマド?(果実・紅葉)、コブシ(果実)、コシアブラ(果実)、カツラ、クロモジ(果実・黄葉)、ウリハダカエデ(黄葉)、リョウブ(果実・紅葉)、トチノキ(黄葉)、イワナシ、ヤマトユキザサ?(果実)、トウゲシバ、シシガシラ
【天生湿原が紹介されている主な書籍など】 『中部の山々 その2』(財団法人東海財団)平成14年3月 6ページに渡り、オオシラヒゲソウなど、さまざまな生物の紹介があります。 『天生県立自然公園』(天生県立自然公園協議会事務局) 「籾糠山・天生湿原 探勝マップ」が載っているパンフレットです。 『ぎふ百山』(岐阜日日新聞社)昭和62年7月15日復刻発行 左甚五郎伝説による山名由来などが記載されています。 『朝日新聞』1999年9月18日版「ふるさと山自慢 籾糠山」 「飛騨高地の中でも紅葉の美しい山として知られている」との記述があります。 『朝日新聞』2009年9月19日版「飛騨トンネルで水力発電」 湧き水の量は、名古屋市千種区の1日の使用量に相当するらしい。 『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行 壊滅した天生金山の紹介もあります。 『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷 左甚五郎伝説による山名由来などが記載されています。