【山 名】だんご山（ダンゴ山） 80m
【山 域】弓張山地（東三河） 桜淵県立自然公園
【所在地】愛知県新城市日吉
【山行日】２００７年４月１日（日曜日）
【行 程】老人福祉センターから荒沢の滝往復
老人福祉センター ---- だんご山 ---- 荒沢の滝 ---- だんご山 ---- 老人福祉センター ==== 豊川
16:47
【標高差】約４０ｍ
【天 候】曇 気温：２０℃（帰宅時）
4月1日14:30新城の気象庁データ：気温21.6℃、風速3m/s、風向：西南西
【人 数】３人
【地形図】1:25,000 三河富岡（みかわとみおか） 平成元年修正測量（登山中は使用せず）
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、薄手ショートソックス、
眼鏡、mont bellズボン（中国製 ナイロン100%）、綿100%半袖Ｔシャツ(MADE IN AUSTRALIA)、
デジタルカメラ：MINOLTA DiMAGE7（首に下げて歩く）
【所持飲料】なし
老人福祉センターの周辺を散策していると、荒沢の滝への看板があり、すぐ近くだと表示してありました。ならばそこまで行こうということになりました。別の看板にはだんご山の表示もあります。それがどこかはわかりませんので、だんご山は目的ではなく、あくまで滝を目的としました。Ｍさんは、久しぶりの山歩きで疲れたのか、待っていると言います。ということで３人、空身で出発します。
老人福祉センター前にある看板
下っていくと、以前には工場があったような場所を回りこんでいきます。大きな機械が放置されています。後日、ここはゴミ処理場だったような話を聞きました。
滝はなかなか出てきません。すぐ近くだという表示にだまされました。尾根に出ると、カタクリが咲いている場所がありました。近くには桜が何本も咲いています。ヤマザクラでもソメイヨシノでもないような感じです。吉祥桜と同じエドヒガンか何かでしょうか。
その先にだんご山の看板がありました。ピーク状のところには岩がたくさん突き出ています。地形図上でも「岩」記号になっています。山の名はひょっとして、この丸いごつごつした岩がたくさんあるのを団子に見立てたのでしょうか。それとも全く違い、「談合山」が本来で、戦国時代に長篠の戦いの談合が行われたとか？ いずれも単なる想像に過ぎませんが。
ここの岩のほとんどは緑色片岩であると看板には解説がありました。この解説を書いたのは『増補改訂版 奥三河の滝 10万年の旅』の著者でもある横山良哲氏です。巻き道もありますが、ピークを通ります。
だんご山の頂上
滝はここから沢まで下りていったところのようです。滝の音が聞こえます。近くではラジコンの音もします。サーキットがあるのでしょう。滝は、ほとんど山麓にありました。これなら、車で下ってから行った方が楽です。でも、だんご山にも行けたので、文句はありません。後で車で山麓を走りましたが、不動明王か何かの赤い幟が目に入りますが、滝の表示は見つけられませんでした。
滝は思ったよりは立派です。高さ約１３ｍだそうです。滝の右側にも水流があり、中間には滝壺もありました。緑色片岩でできているそうですが、なんと修行の場として人工的につくられたものなのだとか。Ｍさんを待たせているので、のんびりせず戻ります。
荒沢の滝
不動明王像
車で帰る途中、桜淵を通りましたが、桜満開に近く、駐車場に入ろうとする車で渋滞しています。南下する方向はほとんど渋滞なしに通り過ぎることができました。集合場所まで戻り、それからコメダでコーヒーを飲みました。
さらに解散後、佐奈川付近を通るとここも桜見物の人たちでいっぱいでした。この様子では、一週間後にはもう散っているでしょう。（ところが実際には涼しい日が続き、花の時期は長く続いたのでした。）
【だんご山、荒沢の滝が紹介されている書籍など】 『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』（毎日新聞名古屋開発）2000年5月発行 風切山に登ったついでにだんご山と荒沢の滝に寄った記録が載っています。 『増補改訂版 奥三河の滝 10万年の旅』（風媒社）1995年7月1日第1刷発行 「鳥原の荒沢不動滝」が紹介されています。 amazon.co.jp→「奥三河の滝 10万年の旅」『'96アウトドアData3800東海版』（風媒社）1995年11月20日初版第一刷発行 「鳥原の荒沢不動滝」として紹介されています。
