ホンシュウジカ 本州鹿
Cervus nippon centralis
脊索動物門 脊椎動物亜門 哺乳綱 鯨偶蹄目(クジラ偶蹄目) ウシ亜目 シカ科 シカ属
 

奈良 2012.1.14

 写真のシカは奈良市内で撮ったものです。奈良のシカは天然記念物になっています。はっきり見比べたわけではありませんが、山にいるシカはもっと毛並みがいいような気がします。

 ホンシュウジカは、ニホンジカの亜種となっています。ニホンジカには、他にエゾシカ、キュウシュウジカ、ツシマジカ、ヤクシカ、ケラマジカなどが含まれています。

 奈良だけでなく、東三河の観音山でも見たことがあります。南アルプス方面を夜間、車で走行しているときにも見かけました。ヘッドライトに照らされていたためか、とても綺麗に見えました。小鹿だったのでしょうか、バンビのイメージそのものでした。豊川の自宅近くでも見かけました。なんと国道1号線を車で走行中、前の車が遅いと思ったら、その前をシカが走っていたのでした。まだ国道1号線より海岸側では見てません。

 シカの食害も、言われ始めてから久しくなります。南アルプスの高山でもネットを張ったとか、大台ヶ原の食害も問題になっていました。天敵のニホンオオカミの絶滅とハンターの減少が大きな原因なのでしょう。

 奈良のシカも例外ではありません。トウヒ保護やスズタケ保護などとして、防鹿柵を30箇所以上設置しているようです。

 『ことばの歳時記』(金田一春彦)に、シカについて書かれている部分があります。百人一首で2首読まれているが、愛されたのはシカの鳴き声だけだったとあります。日本人はシカに限らず、獣を嫌っていたそうです。

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