稲荷山から滝頭山へ 冬至

 尾根末端の稲荷社から滝頭山を経て仁崎峠へ歩きました。渥美の冬は風が強いです。



「恐竜の背」と蔵王山

【山 名】滝頭山 256.4m
     不動岳 200.7m
     赤松山 193m
     庄十山 100m
     稲荷山 68m
【三角点】四等 67.99m 点名:田原町(たはらちょう) 所在地:愛知県田原市加治町黒川31番17
     選点:昭和29年6月27日、改測:平成15年8月28日
【山 域】渥美(田原三役、田原アルプス) 三河湾国定公園
【水 系】汐川水系他
【所在地】愛知県田原市田原町(たはらちょう)東滝頭(ひがしたきがしら)・西滝頭・吹付(ふきつけ)・西栄巌(にしえいがん)・栄巌・南乗鞍(みなみのりくら)・滝頭・衣笠(きぬがさ)・
           加治町(かじちょう)黒川(くろがわ)・
           仁崎町(にさきちょう)前山(まえやま)
【山行日】2013年12月22日(日曜日・冬至・赤口)
【行  程】滝頭公園駐車場から
  自宅(10:02)==(3.8km)==(10:11)セブンイレブン(10:19) ==(29.3km)==(10:53)滝頭公園駐車場(10:59)--
  --(11:23)稲荷社 ----(11:36)稲荷山 ----(11:45)庄十山 ----(12:07)扇原 ----(12:18)秋芳平 --
  --(12:24)赤松山 ----(12:35)不動岳 ----(13:00)恐竜の背 ----(13:10?)滝頭山(13:25)----(13:42)仁崎峠 --
  --(14:10)滝頭公園駐車場(14:16)==(4.0km)==(14:25)イオン(15:25)==(24.1km)==(16:02)ATSUMI(16:26)==
  ==(3.1km)==(16:37)お好み焼本舗(18:19)====(18:38)自宅(合計走行距離:73.7km)
【山行時間】3時間11分
【標高差】約230m
【人  数】2人
【天  候】晴 風強め 6℃(自宅出発時)、7℃(セブンイレブン)、8℃(登山開始時、扇原)、9℃(イオン到着時)、8℃(ATSUMI、お好み焼本舗)、6℃(帰宅時)
     12月22日伊良湖の気象庁データ:平均気温6.5℃、最高気温8.9℃、最低気温5.2℃、平均湿度:57%、平均風速7.1m/s、最大瞬間風速:16.6m/s、最大瞬間風速時の風向:北北西
【地形図】1:25,000 野田(のだ)、田原、仁崎
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、厚手ショートソックス、
 PHENIX化繊ズボン(中国製)、ユニクロ綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、
 UNIQLO HEATTECH 九分袖Tシャツ POLYESTER34%、RAYON34%、ACRYLIC27%、SPANDEX5%(バングラデシュ製)、 
 山喜 MADISON WALKER 長袖チェックシャツ(アクリル55%、綿45% 中国製)、
 TARAS BOULBA(アシックス)POLARTEC(ポリエステル100%)SERIES200フリース、
 紺色ウェストバッグ GULL WING、MILLETアタックザック、眼鏡、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 デジタルカメラ:Canon PowerShot SX50 HS、SONY α350+2.8/100 MACRO(共に首に提げて歩く)
【所持飲料】お湯(テルモス470ml)、爽健美茶 すっきりブレンド カフェインゼロ 500ml、
      KIRIN 午後の紅茶 オレンジ&パイン ダージリン茶葉使用 500ml、
      SUNTORY やさすい! 桃みかん 520ml
 三連休の中日、冬至の日曜日に出かけたのは渥美半島の滝頭山。今回は今まで歩いていなかった尾根末端から登ることにします。地形図ではちょうど4枚のつなぎ目あたりになるため、なんとなく避けたくなるルートです。

 朝、昼食を買うのは、500ml缶ビール(-196℃ストロングゼロDRY)の無料券を入手していたセブンイレブン豊川八幡町店です。ただ、おにぎりは1種類(ミートドリア \136、198kcal)しかありません。ならば、昼食は少なめにして、下山後、どこかでしっかり食べることにします。他に購入したのは、「挽きたてコーヒー微糖190g」(\98)、あらびきソーセージデニッシュ(\158、359kcal)、午後の紅茶温かいミルクティー(\140-\20引き)。合計512円をQUICPayで支払いました。

 国道23号線バイパスに入り、スイスイと渥美半島に入り、白谷から南下して滝頭公園へ。冬場はそれほどの車はいないようです。中央付近に駐車し、出発します。方向は公園方面ではなくて道路へ。道路を歩いて尾根の末端方面へ行きます。

 途中、右へ入り、車通りのない道路を進みます。途中、「衣笠学習の森 登山口」という看板があったので、そちらに行きますが、尾根の末端とは違うようなので、その脇の墓地を回り込み、畑の脇を歩くと神社下の道路に出ました。



畑越しに蔵王山を見る





衣笠山方面





風車の立つ蔵王山





「衣笠学習の森」





「衣笠自然歩道」





「学習の森入口」

 そこを右折して坂を上がった行き止まり地点が稲荷社です。ちょうど何人かが神社から下りてきて、車で帰っていくところでした。新年を迎える準備でしょうか。何人かと挨拶だけします。



稲荷神社





「稲荷山ハイキングコース」





鳥居

 神社へ登り、左へわずかに下ると、「避難小屋 木楽荘」と書かれた小屋がありました。洒落でしょうか。山麓の避難小屋とは。さしずめ、普段の生活から山へ避難する場所なんて感じてしまいます。中は小綺麗にしてあり、壁に背負子や、天井の梁にはスキー板まであります。



石段と稲荷神社





どっちを向いているのかよくわからない道標





幅広の道





「木楽荘」と書かれた看板は本物ののこぎりでしょうか





「木楽荘」外観





稲荷神社の横





稲荷神社背後から





赤い鳥居の列

 そして、しっかり整備された尾根を登ります。尾根に出ると四叉路になっていました。途中見た登山口からのルートもここに合流するようです。近くにはジョロウグモがいました。触れても動きません。寒さで動きが鈍くなっているのか、それとも既に絶命しているのでしょうか。



田原区の衣笠自然歩道看板





分岐





「衣笠里山育成会議」の看板





たらめ会の「里山賛歌」看板





とんび岩





「とんび岩」看板

 ここを左に曲がりほどなく三角点がありました。右側には立入禁止の展望小屋もあります。そして稲荷山の表示も見ました。早くも1つめのピークでした。



稲荷山の三角点





三角点の側面に「愛78」の文字





立入禁止の展望小屋





「稲荷山」看板

 また少し歩くと今度は、庄十山。尾根の脇にはヒイラギの白い花が雪のように見えます。庄十山からしばらくで扇原の分岐になります。ここには展望台もあります。この先は以前には歩いたことがあります。以前はここから滝頭公園へ「くちなしの道」を下りました。



「庄十山」看板





「この山でとっていゝのは写真だけ」





真っ直ぐの道





「衣笠自然歩道」看板





扇原の道標





「くちなしの道」道標





「秋芳平」看板

 妻が腹減ったというので、風を避けた日だまりでしゃがんで「ASAHI クリーム玄米ブラン ブルーベリー」を食べました。そこに単独の男性が自転車に乗って通り過ぎていきました。くちなしの道から登ってきて稲荷社方面へ走っていきました。



赤松山道標





「赤松山」看板

 赤松山からはウバメガシが多く見られるようになります。不動岳からは滝頭不動滝方面へ下ります。登り返して滝頭山へ行くかどうかは悩むところです。急な坂を下り不動滝の上に出ます。妻は先を見て決めるなんて言って少し滝頭山方面へ歩いていきます。ならば山頂まで行きましょう。



滝頭山





石標





海が見える





滝まで5分の道標





地図





不動岳道標





「たらめ新道」










稲荷山への道標

 沢を横断し、ロープも張ってあるかなりの急坂を登ります。今日一番の歩き甲斐のある場所です。その上には恐竜の背への分岐があります。そこを少し下ると岩場に出ます。もちろん今日一番の景色です。しかし狭くあまり落ち着ける場所ではないので、昼食はここでは取らず、先へ進みます。もちろんここまで来たら滝頭山の頂上へ向かいます。



「恐竜の背」への道標





「恐竜の背」からの展望





雪山を遠望





アンテナ群





蔵王山頂の風車と展望台





ヒトツバと岩





「恐竜ノ背・不動滝」への道標

 山頂はそれほどの展望も日当たりもありませんが、休憩するには十分な広さがあります。下に下りてから食べてもいいのですが、せっかくなのでここで昼食とします。



滝頭山頂上





「滝頭山 イセ愛山会」の看板





「滝頭山」看板

 おにぎり一つと、家から持ってきたカップのインスタントPOKKA「かぼちゃポタージュ」スープ(146kcal)にお湯を入れて飲みます。今日は冬至です。冬至かぼちゃの代わりになりました。



インスタントスープとお湯





「ミートドリア」おにぎり

 ここまで来たら仁崎峠経由で滝頭公園へ戻ることにします。歩き出してから飴(どっさり塩レモン)を食べます。二人連れの登山者とすれ違います。峠からは道路を下り、途中で公園内に入り、駐車場へ戻ります。



「仁崎峠・衣笠山」への道標





樹林下の登山道





「お篭り堂」「滝頭不動尊」への分岐





車道を横切る先は衣笠山への登り階段





車道の途中からも衣笠山へ行ける道があります





滝頭公園の滑り台「ゴン太」





ゴリラコンビネーション遊具「ゴン太」の遊び方説明板

 どこかで風呂に入ってもいいのですが、あまり風呂に入ろうという気分にもなれず、イオン田原店に寄って、鯛入り蒲鉾(\98)、にんじん(\78)、ささみミンチ(\142+\143)、ハクサイ(\98)、もやし(\20)、しめじ(\98)、PETボトル「世界のキッチン ビタミーナ」(\98)を買い物し、セルフレジでQUICPay支払をし(\775)、同じ建物内の「でりかサライ」という個人店でうずら卵フライ(卵4つの串 2本で\120)、野菜コロッケ(\45)、コーンコロッケ(\65)も買い(合計230円)、早めの夕食を食べに行くことにします。ついでに2階にある百均のセリアでビニールBAG(10枚入)を買いました。ここのセリアはなかなかの広さがあります。ちなみに建物全体は、「ショピングタウン パオ」という名前のようです。

 途中、ATSUMI FOOD OASIS 宿店にも寄ります。あまり安いイメージはありませんでしたが、思ったよりも安かったので、小松菜200g(\138)、あつみポークモモ切り落し(\244+\250)、刺身切出し(\398)、ミルク100プレーンヨーグルト(\268)、バヤリース 大人の林檎(\92)を買いました(QUICPay支払\1,390)。

 その後、「お好み焼本舗」で食べ放題(二人で5%割引券を使って3,951円)を食べてから帰宅しました。夜は、入浴剤「旅の宿 草津」を風呂に入れて温まりました。

 見かけた植物
 ウバメガシ、ヤクシソウ(花)、ヒイラギ(花)、コナラ、ビワ(花)、ヒトツバ、サルトリイバラ(果実)、アオツヅラフジ、アカマツ、ミツバアケビ、ネズミモチ、ヒノキ、ヤブコウジ(果実)、テイカカズラ(果実)、イヌマキ、タブノキ(冬芽)、ヤブニッケイ、ムベ、マンリョウ(果実)、ミヤマシキミ(冬芽・果実)、カンアオイ(花)、アラカシ、ヒサカキ(果実)、イヌツゲ、クリ(地面に毬)、トベラ(果実)、モチツツジ、ソヨゴ(果実)、ネズ、コアブラツツジ、スギ、ミミズバイ、コシダ、ウラジロ、コクラン、フユイチゴ、イヌザンショウ、カクレミノ(果実)、ゴンズイ(果実)、カタバミ(花)、ナンテン(果実)、ランタナ(花)、ススキ、ヒメユズリハ、ヤマハゼ(紅葉)、コウヤボウキ(果実)、イヌビワ(黄葉)、イヌマキ、キヅタ(果実)、スズカアザミ?、シロノセンダングサ(花)、アイノコセンダングサ(花)、ヤツデ(花)、サネカズラ(果実)、ツワブキ(花)


【滝頭山周辺が紹介されている主な書籍など】

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  衣笠山とセットで紹介されています。

『たはらの自然めぐりI』(田原市)平成18年3月第1刷発行
  「異聞、衣笠自然歩道」というコラムなどがあります。

「衣笠自然歩道」マップ(たらめ会)1993.3月
  仁崎峠への巻き道も描かれています。

『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷
  衣笠山とセットで紹介されています。

『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行
  衣笠山とセットで3ページにわたり紹介されています。

『分県登山ガイド22 愛知県の山』(山と溪谷社)1995年9月25日初版第1刷
  衣笠山とセットで紹介されています。

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