『日本の野生植物 木本』I(平凡社)によると、「九州(西部・南部)・琉球に産し,山口・岡山両県からの報告もある。」となっています。他の地域では少なくとも自生はないことになっていますが、愛知県では、尾張旭市にある森林公園で多く見られます。鳥がどこかから運んだのでしょうか。私がここで見たのは2010年1月3日です。自然観察会に参加し、教えていただきました。このときは黄葉と蕾が同時に見られました。 アオモジ(ヤマコショウ、ショウガノキ) Litsea citriodora (Sieb. et Zucc.) Hatusima. クスノキ科 ハマビワ属
花・幹 遠州 神石山 2011.3.13
そのアオモジが弓張山地にもあるというので見てきました。静岡県側に多くありますが、愛知県側にも少しありました。一度その地域に生えると自然に分布が広がっていくのでしょうか。
葉が展開する前に花がいっぱいつくので見ごたえがあります。ハマビワ属のものは雌雄異株とのことですが、雌花にも不完全雄蕊があるので、ぱっと見は混乱してしまいます。上の写真3枚目は雄花で、4枚目が雌花でしょう。
同じハマビワ属には、他に、カゴノキ、バリバリノキなどがあります。
写真の場所からほど近い場所には、マンサクも咲いていました。
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