蛇峠山 狼煙台跡まで

 何度も出かけている蛇峠山。
 狼煙台跡では展望を説明してくれる人がいました。
 空気はあまり澄んではいませんでしたが、御獄、乗鞍、南木曽岳、恵那山などが見えました。



大川入山(左)と恵那山(最奥)

【山 名】蛇峠山(じゃとうげやま) 狼煙台跡 1645m
【山 域】南信(木曽山脈南部)
【水 系】天竜川支流和知野川(わちのがわ)水系・矢作川(やはぎがわ)支流上村川(かみむらがわ)上流平谷川上流柳川水系
【所在地】長野県下伊那郡(しもいなぐん)阿智村(あちむら)浪合(なみあい)、平谷村(ひらやむら)
【山行日】2013年9月22日(日曜日・先勝)
【行  程】治部坂(じぶざか)から
 自宅(8:10)==(R1、8km)== コスモ石油(8:28)==(県21・R151)==(8:53)セブンイレブン(9:05)==
  ==(R151・県437・県21・R257・県436・県32・県389・R257・県10・R153)== 道の駅平谷(10:40)==(R153)==
  ==(10:50)治部坂(10:57)----(11:19)登山道入口 ----(11:40)車道に出る ----(11:41)登山道に入る --
  --(11:50)馬の背 ----(11:53)ゲート前(12:01)----(12:20)車道に出る ----(12:23)登山道に入る --
  --(12:28)車道に出る ----(12:30)登山道に入る ---(12:34)車道に出る ----(12:54)狼煙台跡(13:26)--
  --(14:22)ゲート前 ----(15:14)治部坂(15:25)==(18.4km)==(15:49)昼神温泉(17:07)==(90.9km)==
  ==(18:59)清龍(19:55)====(20:26)自宅(合計走行距離:226.9km)
【山行時間】4時間17分(休憩を含む) (登り:1時間57分、下り:1時間48分)
【標高差】約470m
【人  数】2人
【天  候】晴(曇り気味)
  気温:25℃(自宅出発時)、22℃(登山開始時)、24℃(昼神温泉、清龍)、26℃(帰宅時)
     9月22日13時浪合の気象庁データ:気温25.0℃、平均風速1.4m/s、風向:南
【地形図】1:25,000 浪合(なみあい)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、薄手ショートソックス、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、眼鏡、
 EddieBauer中国製半袖ボーダーTシャツ(綿100%)、紺色ウェストバッグ GULL WING、
 帽子(下りの途中から被る)、MILLETアタックザック、緑色タオル、
 ユニクロ綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 デジタルカメラ:SONY α350+2.8/100 MACRO、Canon PowerShot SX50 HS(いずれも首から提げて歩く)
【所持飲料】SUNTORY GREEN DA・KA・RA 500ml、伊藤園 ヘルシー ルイボスティー 500ml、
      KIRIN ソルティ・ライチ 500ml(飲まず)
 前日の土曜日が出勤日で夜まで働いていたこともあり、豊川を出発したのは8時過ぎとちょっと遅め。でも、今日は蛇峠山なので、急ぐ必要はありません。まず最初にガソリンスタンドへ行きますが、日曜のため、いつものところは休みでした。少し遠くのセルフガソリンスタンドまで行きます。満タンにしますが、入ったのは、25.50L。入れなくてもぎりぎりもつかもしれませんが、遠出するため、余裕をもって出かけたいと思ったのです。

 新城バイパスでセブンイレブンに入り、おにぎりなどを購入します。アイスの「ドトール 挽きたてエスプレッソ」(240ml、\138、102kcal)も購入して車中で飲みますが、ミルクが濃くて私の好みではありませんでした。平谷の道の駅でトイレストップし、治部坂へ。

 今回は、治部坂の駐車場に駐車してここから歩きます。すぐ上のお花畑のようなところでは、一人の女性が花を摘んでいました。罪悪感はないのでしょうか、堂々としていました。



治部坂



真っ直ぐ登っていきます

 別荘地の中を歩き、遊歩道登山口から登山道に入ります。途中、単独の女性が下ってきてすれ違ったのが馬ノ背までで会った唯一の人です。カメラを二つもぶら下げているのを見てか、鳥の写真ですか?と聞かれました。花の写真だと答えると、ちょっと残念そうでした。何か鳥がいたのでしょうか、すれ違いだったこともあり、聞きそびれてしまいました。



遊歩道入口



「蛇峠山遊歩道」の道標

 馬ノ背には家族がいました。子供は捕虫網を持っています。その先の車道終点で一旦休憩します。車は2台とまっていました。腰を下ろし、せんべい(嵯峨乃焼)を1枚食べました。京都の小倉山荘という会社のせんべいでしょうゆ味がおいしいです。その後、「どっさり塩レモン」飴も食べます。途中から舐めずに噛んだりしていたら、最後は塩が効きすぎたのか、喉が乾きました。



馬の背



嵯峨乃焼

 車道脇の登山道に入り、登っていきます。いつものように、登りは、できるだけ車道ではなく、登山道を歩きます。車道終点付近では歩いている女性二人を見かけました。そして、狼煙台跡へ。蛇峠山頂上まではいかないことにします。



ゲート



登山道



青いテープで隠してある文字は「大川入山」



中央奥の双耳峰は、萩太郎山(左)と茶臼山(右)



アンテナ群

 展望板のあるところには男女ペアがいました。そして、近づいていくと、男性が展望の説明をしてくれました。御獄、乗鞍、南木曽岳と。中央アルプスや南アルプスは雲に隠れて見えません。少し前までは見えていたよ、と言っていました。山頂方面からも女性の元気な声が聞こえました。

 

展望板

 日陰に腰掛け、昼食をとっていると涼しいです。少し寒さを感じると言ってもいいほどです。食べたのは、「鶏唐揚マヨネーズ(4巻)」(\290、455kcal)、「紅鮭はらみといくら」おにぎり(\200、196kcal)、「鶏つくね」おにぎり(\136、226kcal)。



鶏唐揚マヨネーズ(4巻)



おにぎり

 下りはずっと車道を歩きます。マツムシソウ、リンドウ、ウメバチソウなどの写真を撮りながら下ります。

 馬ノ背には車が1台のみ。ここからも車道を歩くことにします。ずっと車道を歩いていると足の裏が痛くなりますが、仕方ありません。ズミの実がなっていました。黄色いのが多いですが、中には赤くなっているものもあります。別名コリンゴです。黄色いのをつまんで食べてみます。以前にも一度食べてみましたが、相変わらず渋く、酸味があります。食感はリンゴに近いです。



「もみじはし」



トヨタ自動車健康保険組合直営保養所「ゆ〜らっくす治部坂」(※2019年3月末に閉館したようです)

 温泉の源泉近くの道路は陥没していて、通行止めになっていました。すぐ脇に迂回路があるので問題ありませんが。お湯が道路下の土を削ってしまったのでしょうか。



道路の陥没

 駐車場に戻り、浪合から奥へ今後の下見をしてみようと少し行ってみますが、通行止めになっていました。先日の台風の影響でしょうか。諦めて、昼神温泉へ向かいました。

 帰りはここのところ、2度寄っている新城の清龍で中華を食べます。三連休の中日にしてはすいていました。ただ、さすがに飽きてきました。

 コナミ歩数計によると、今日1日で歩いた歩数は15,904歩でした。

 見かけた動物
 アサギマダラ、ノウサギ、イチモンジセセリ


 見かけた植物
 リンドウ(花)、マツムシソウ(花)、ツリガネニンジン(花)、ウメバチソウ(花)、アキノキリンソウ(花)、アケボノソウ(花)、ツリフネソウ(花)、ゲンノショウコ(花)、キンミズヒキ(花)、ママコナ(花)、ヤマトウバナ(花)、センブリ(花)、ホツツジ(花・果実)、ホソバ?ヤマハハコ(花)、フクオウニガナ(花)、ヌスビトハギ(花・果実)、オヤマボクチ、アザミの仲間(花)、トリカブトの仲間(花)、ゴマナ(花)、ススキ、ウド(果実)、イタドリ(果実)、クガイソウ、ミネカエデ(果実)、ズミ(果実)、ミズナラ(葉)、ブナ(葉)、ヒカゲノカズラ


【蛇峠山が紹介されている主な書籍】

『名古屋周辺の山200』(山と溪谷社)2002年3月1日初版第1刷
  治部坂高原から望む蛇峠山の白黒写真などが載っています。

『続・ひと味違う名古屋からの山旅』(七賢出版)平成7年9月28日発行
  6ページに渡り紹介されています。山名の由来も書いてあります。
  amazon.co.jp『続・ひと味違う名古屋からの山旅』

『信州の里山を歩く・中南信編』(信濃毎日新聞社)1999年4月10日初版発行
  6ページに渡り紹介されています。平谷村うつぼから見た蛇峠山のカラー写真もあります。

『長野県 中信・南信 日帰りの山 120山/188コース(章文館)平成18年8月20日初版発行
  山名の由来にもなった蛇が住んだという池があった場所が書かれています。
  amazon.co.jp『長野県中信・南信日帰りの山―120山/188コース』

『三遠信の山歩き』(風媒社)1998年7月5日第1刷
  大川入山とセットで紹介されています。

『名古屋周辺 続 山 旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行
  五座小屋峠からの藪漕ぎルートが紹介されています。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  蛇峠山が登場する浪合音頭の一節が紹介されています。

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  位置・標高・地図の紹介のみ。別に治部坂峠の項もあります。

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