マルバグミ(オオバグミ) 丸葉茱萸(大葉茱萸)
Elaeagnus macrophylla Thunb.
グミ科 グミ属
 

葉・実 渥美 笠山 2007.02.11

 常緑のグミで、葉は互生し、葉身は広卵円形で革質、縁は全縁で少し波打ちます。葉の長さは5〜8cm、ときに10cmになり、幅は4〜6cmとなります。もっとも若い葉の長さは1cm程度だったりします。葉の表面は深緑色で光沢があり、はじめは白鱗で覆われています。葉裏は銀白色の鱗片をしき、さらに淡黄褐色の鱗片を散生するものもあります。写真でも、葉の表面の色が上にある若いものと下の葉では明らかに違って見えます。

 図鑑には、4月頃紅熟するとなっていますが、写真は2月で赤くなっています。

 秋田県以南の本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島南部の海辺に生育します。

 落葉するグミには、マメグミなどがあります。

 参考:『日本の野生植物 木本』(平凡社)

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