宮路山 早い紅葉

 曇の午後、中腹から登りました。コアブラツツジは早くも紅葉していました。



「宮路山聖跡」碑

【山 名】宮路山(みやじさん)(宮道山・宮地山)西峰 361m、東峰
【山 域】宝飯(ほい)山地(五井山地、豊川市西部山地、東三河、宮路山脈) 三河湾国定公園
【水 系】音羽川水系、御津川水系
【所在地】愛知県豊川市(とよかわし)
     赤坂町(あかさかちょう)狭石(せばいし)・宮路(みやじ)・
     御津町(みとちょう)金野(かねの)藤久保(ふじくぼ)
【山行日】2013年11月3日(日曜日・仏滅・文化の日)
【行  程】中腹から
  自宅 ==== 中腹登山口 ---- 宮路山東峰 ---- 宮路山西峰 --(ドウダン展望コース)--
  -- 中腹登山口 ==== 自宅
【標高差】約195m
【人  数】2人
【天  候】曇
     11月3日蒲郡の気象庁データ:平均気温17.9℃、平均風速1.2m/s、最多風向:西
【地形図】1:25,000 御油(ごゆ) 所持せず
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ハンドタオル(途中から首に巻いて歩く)、
 Coleman 濃赤TREK DAYPACK 45cm. 25L 520g ナイロン(2013.05.25購入\4,482)、
 ユニクロ スタイルアップ カーゴズボン 綿70%・レーヨン27%・ポリウレタン3%、眼鏡、
 EddieBauer中国製半袖ボーダーTシャツ(綿100%)、ユニクロ綿100%トランクス(中国製)、
 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、ショートソックス、
 デジタルカメラ:Canon PowerShot SX50 HS(首に提げて歩く)、SONY α350(途中から首に提げて歩く)
【所持飲料】AQUARIUS ZERO 500ml
 暦上は三連休ですが、その初日の土曜日は、休日出勤になってしまいました。出勤が無ければ紅葉目当てに遠出するつもりでした。休日出勤が決まったのが前日の金曜の夜8時頃。もっとも、天気は下り坂だったので、休日出勤になったらなったでいいかな、とは思っていましたが。

 翌日の日曜日は曇。雨が降り出すかもしれない天気なので、出かけなくてもいいかな、と思っていましたが、夕方までは持ちそうだろうと、午後に宮路山に出かけることにしました。

 ブランチを自宅で軽くパンで済ませてから出発します。山腹の駐車場までは行かず、今回は、途中の登山道入口まで行きます。ここに駐車場はありませんが、路肩が広く、駐車車両はいつもあります。今日は、先客が1台。準備をしているともう1台やってきて、3台になりました。



登山道入口にある案内板

 まだこのあたりの紅葉には早い時期だと思いますが、それでも葉の色はだいぶ落ち着いた色になっています。曇天ですが、歩いている人はちょくちょく見かけます。



分岐の道標





蔓がいっぱい巻き付いた状態

 第1駐車場付近の分岐は左のコースへ進みます。少し下り、宮道天神社の里宮への分岐を過ぎて登り返し、尾根上の分岐に出て、左の森林浴コースを登り、東峰と西峰との鞍部に出て、左に折れてまずは神社のある東峰へ行きます。



分岐





登山道





石の列





登山道と植林





樹冠を覆うツブラジイなど





東峰(宮道天神社奥之院)と西峰との分岐





分岐と階段状の登山道





東峰に立つ宮道天神社奥之院を背後から見る





新しい道標には「ふるさと公園」へのルート表示もありました





宮道天神社奥之院





「宮道天神奥の院」の古い看板





宮道天神奥之院を正面から見る





宮道天神奥之院前から富士山方面を見る(このとき富士山は見えてません)





宮道天神社の瓦の桐紋





「富士見スポット」の看板には富士山の絵も





本宮山はうっすら輪郭のみ見えます

 引き返し、西峰で休憩します。他に登山客は1人。下りはドウダン展望コースを選択し、分岐から尾根を下り、第1駐車場近くの分岐からは往路で使用した登山道を戻りました。



南側の展望も遠方までは見えません





コアブラツツジの斜面





近景





ドウダン展望コースを下り振り返ります

 下った後は、寄り道して、ミサワホームの建売物件を見学し、音羽グリーンセンターで、トマト、菊いも、ナス、かぼちゃ、冬瓜、ブロッコリー、メンチカツ、飛騨牛コロッケなどを買ってから帰宅しました。夜になってから雨が降りだしたので、登山中は全く問題ありませんでした。

 見かけた動物
 ジョウビタキ(雌)、センチコガネ?、チャバネアオカメムシ、タブウスフシタマバエ(タブノキハウラウスフシ)


 見かけた植物
 ノコンギク(花)、ススキ、ササクサ、コウヤボウキ(花)、ヤマノイモ(黄葉)、コアブラツツジ(紅葉・果実)、サルトリイバラ(果実・黄葉)、ヌルデ(紅葉・黄葉)、ヤマハゼ(紅葉)、ツブラジイ、タブノキ、ヒノキ、シキミ、テイカカズラ、ウラジロ、マメヅタ、ノキシノブ


【宮路山が紹介されている主な書籍など】

『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行
  名電赤坂駅からのコースが紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  五井山とセットで紹介されています。

『三遠信の山歩き 三河・遠州・南信州の55コース(風媒社)1998年7月5日第1刷
  宮路山脈(宮路山・五井山・御堂山・砥神山)縦走として紹介されています。

『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
  五井山・御堂山・砥神山とセットで紹介されています。

『愛知県三河国宝飯郡地誌略』明治16年1月
  晩秋紅葉時に賑わうことが書かれています。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  五井山の項で紹介されていて、コアブラツツジも紹介されています。

『東参名勝案内』明治34年12月
  後撰集などの歌がいくつも紹介されています。藤の名所でもあったようです。

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