ヤマハッカ
シソ科 ヤマハッカ亜科 ヤマハッカ属


弓張山脈(東三河) 雨生山 2004.11.3

 雨生山周辺へ出かけたとき、同行者が林道脇に咲く花を指して、この花がわからない、と言いました。私もシソ科はよくわからず、アキノタムラソウではないか、と見ると何となく雰囲気が違って見えました。しかしいくつか見るうちにアキノタムラソウのような気がしてきました。その場はたぶんアキノタムラソウだろう、と言い、帰ってから図鑑を見ました。

 『日本の野生植物』(平凡社)のアキノタムラソウのあたりを開くとシマジタムラソウが載っていました。特徴としては、蛇紋岩地に生え、愛知県と三重県の特産となっています(『レッドデータプランツ』(山と溪谷社)によると静岡県・岐阜県でも見られるという)。しかも、その撮影地はなんと中宇利。これは本命か、と思いましたが、雄しべが花の外に飛び出していることや、花期が7〜8月ということで、今回のものとは違うと判断しました。

 その後、前日の宮路山で見たセキヤノアキチョウジらしき花が気になっていたので、その辺りを開くとヤマハッカが載っていました。一目見て、これだ、と思いました。イヌヤマハッカというものもありますが、これは上唇に模様がないとか、筒部が長いとかから違うと思いました。

 さらに、図鑑で詳細を確認しました。

アキノタムラソウ シソ科オドリコソウ亜科アキギリ属
 萼:唇形
 花冠:やや斜上、下唇は3裂してその中裂片は大きい。
 雄しべ:はじめ上唇に沿って斜めにやや突き出てやがて下方に曲がる

ヤマハッカ シソ科ヤマハッカ亜科ヤマハッカ属
 萼:5中裂
 花冠:4裂した上唇の中央付近に細かい紫色の斑点あり。下唇は長く前に突き出てボート形になる。
 雄しべ:花冠の下唇の中に4個隠れている。2個は長い

以上より、ヤマハッカだと確信した次第です。

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