安達太良山・鉄山 スキー場から

 前年、早池峰山秋田駒ヶ岳へ行ったとき、磐越自動車道から安達太良山がよく見えました。さらに、福島県二本松市に住んでいる大学のワンゲルの先輩とfacebookを通じて、会話をしました。浄土平から一切経山へ登るのもいいと。ならば、来年は福島へ行こうと決めました。原発事故で放射能汚染が続いていますが、そこにわずかでも身を置くのもいいだろうと。ただ、最初は7月末に行く予定でしたが、その時期は山梨へ行くことにし、8月のお盆休みに福島へ行くことにしました。高速道路の渋滞が心配ですが、まあ腹をくくるしかありません。



安達太良山(乳首山)から鉄山へ向かう途中、正面に沼ノ平が現れました

【山 名】安達太良山(あだたらやま)(岳山(だけやま)、安達太郎山、乳首(ちくび)山、安達嶺、安太多良の嶺) 1699.7m
     鉄山(てつざん)(鉄ヶ城(てつがじょう)、鉄ヶ城山、くろがね山) 1709.4m
     薬師岳 1322m
【三角点】点名:大関平 二等
     点名:鉄山 四等
【山 域】那須火山帯 磐梯朝日国立公園、磐梯吾妻火山地域(安達太良火山地域)、安達太良連峰
【水 系】阿武隈川水系・阿賀野川上流阿賀川支流日橋川上流長瀬川支流酸川上流硫黄川水系
【所在地】福島県二本松市(にほんまつし)郡山市(こおりやまし)熱海町石筵(あたみまちいしむしろ)・耶麻郡(やまぐん)猪苗代町(いなわしろまち)蚕養(こがい)沼尻山甲(ぬまじりやまこう)
【山行日】2012年8月12日(日曜日)
【行  程】スキー場から
8月11日
  豊川(7:05)==(R1)== 音羽蒲郡IC ==(東名・伊勢湾岸・東海環状・中央)==(10:05)小黒川PA(10:24)==
  ==(中央・長野)==(11:11)みどり湖PA(11:48)==(長野)==(13:15)姨捨SA(13:34)==(長野・上信越・北陸)==
  ==(15:40)黒埼PA(15:53)==(北陸・磐越・東北)==(18:00)安達太良SA(18:40)====(20:05)ホテル(泊)
 (1日の走行距離:683.3km)
8月12日
  ホテル(7:57)====(8:48)登山口(8:55)---- ゴンドラ駅(9:06)++++ ゴンドラ上駅(9:18)----(9:27)分岐 --
  --(10:09)仙女平分岐 ----(10:55)安達太良山(11:07)----(11:48)鉄山 --
  --(12:26)安達太良山直下分岐(12:42)----(13:16)仙女平分岐 ----(13:47)薬師岳----(13:56)ゴンドラ上駅 --
  --(14:08)五葉松平 ----(14:43)車送迎 ====(14:53)登山口(15:25)====(15:40頃)ホテルチェックイン
 (1日の走行距離:36.5km)
【山行時間】5時間25分
【標高差】約770m
【人  数】1人(単独)
【天  候】曇一時雨、晴れ間も
  気温:11日 25℃(自宅出発時)、28℃(小黒川PA)、29℃(みどり湖PA)、27℃(姨捨SA)、
         28℃(黒埼PA)、22℃(安達太良SA)、25℃(ホテル到着時)
     12日 25℃(ホテル出発時)、20℃(登山開始時)、26℃(安達太良山)、22℃(下山時)
     8月12日二本松の気象庁データ:降水量5.0mm、平均気温25.3℃、最高気温31.3℃、最低気温22.3℃、
      平均風速0.9m/s、最大瞬間風速5.8m/s、最多風向:南南西、日照時間2.4h
【地形図】国土地理院地形図をプリントアウトして持参
【スタイル】SIRIO 登山靴 46ATL 27.0(中国製)(2012.07.14 モンタニアで購入)、
 ショートソックス(黄土色)\2,100 毛77%・ナイロン22%・ポリウレタン1%(2011.06.26購入)、
 mont bellズボン(中国製 ナイロン(バリスパン)100% \6,570)、
 ユニクロ 綿57%・ポリエステル43%トランクス(中国製)、眼鏡、RunBIRD(ミズノ)中国製半袖Tシャツ(綿60%、ポリエステル40%)、
 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、黒色ウェストバッグ(途中から)、表地綿100%Colemanキャップ(登り途中からかぶる)、
 ポリエステル100%日本製三段折り畳み傘(途中で差す)、MILLETアタックザック、
 「もってこタオル」薄紫色 (\1,575 日本製)(2012.07.14 モンタニアで購入)、
 デジタルカメラ:SONY α350(首に提げて歩く)、「山と溪谷」水色手拭い(途中からカメラにかぶせる)、CASIO(ズボンのポケットに入れて歩く)
【所持飲料】明治 ヴァームウォーター 期間限定クリアアップル味 500ml(約450ml飲む)、
       アサヒ 六条麦茶600ml(完飲)、バロー SPORTS DRINK 500ml(完飲)
 出発前の深夜は雨でした。朝6時過ぎに起床。コモのパン「スイートポテト小町」(349kcal)を食べて出発します。雨はあがり、晴れています。

 お盆休み初日の高速道路利用です。音羽蒲郡インターから入り、東海環状自動車道経由で中央道に入ります。

 昼食をとるのは、サービスエリアよりパーキングエリアの方がすいているでしょう。さらに、昼前の混雑する前には済ませたいもの。ということで、豊田、土岐、岡谷とジャンクションごとに渋滞に巻き込まれ、時間が読みづらいですが、なんとか、11時過ぎにみどり湖パーキングエリアに到着しました。



みどり湖パーキングエリア

 メニューで目につくのは、「ひとくち山賊焼定食」(700円)。チケットの自販機を見ると、なぜか、650円の同じメニューもあります。何が違うのか、確認するのも面倒なので、量が少ないよりは多い方がいいと、700円の方のボタンを押しました。「7分ほど待ち」と記載があります。チケットを渡す時にも待ち時間のことを念押しされます。

 窓際のカウンターに座り、水を飲んで待ちます。8割がたの混み具合でしょうか。 できたので取りに行くと、レモンが置いてあったので、それをとります。山賊焼とは、鶏の唐揚げのようなものでした。それにレモンをしぼります。他には、味噌汁、ご飯、漬物、キャベツと少しのミズナのサラダがついていました。唐揚げの量もサラダの量も十分ありました。下げ膳のとき、前の人が足元のゴミ箱に割り箸などを捨ててました。 気づかなかったら、そのまま膳を下げていましたが、前の人に倣って、割り箸と紙ナプキンをゴミ箱に捨てました。その後、13時過ぎに妙高サービスエリアに寄ったら、まだ食事待ちの行列ができていたので、みどり湖PAで食べて正解だったと思います。

 北陸道の黒埼パーキングエリアに寄り、エネオスでガソリンを入れます。給油待ちの渋滞もありました。単価は144円(税込)です。44.60L入り、6,422円をクレジットカードで支払いました。

 新潟中央ジャンクションから磐越道に入り、郡山ジャンクションで東北自動車道へ。東北道は渋滞気味です。東北道に入って最初のサービスエリアまたはパーキングエリアとなるのが安達太良サービスエリアです。すでに18時です。夕食は、福島に到着してからにするつもりでしたが、福島に到着してから食事場所を探すのも時間がかかり、遅くなってしまうと思い、安達太良サービスエリアで夕食をとることにしました。



夕方の安達太良サービスエリア

 ここのレストランは「あだたら亭」と言うようです。2階に上がり、チケットを購入します。鴨そば(1280円)がお勧めみたいなので、これにします。レストランなので、クレジットカード払いOKです。まだ少し早い時間だからか、空席は少しありました。カウンタのような席はないようで、二人席に案内されました。

 出てきたのは、ざるに載ったそばと鍋です。鍋には鴨肉も入っていて、もう温まっていますが、それに火をつけてくれます。付け汁もあります。そして食べ方を若いお姉さんが説明してくれますが、早口の東北弁なので、少し聞き取りにくいです。でも、なんとなくわかりました。

 そばは鍋に入れるようです。付け汁は鍋に追加するのでしょうか。汁を少し味見すると薄い味です。しばらくして気づきましたが、テーブルにもちゃんと食べ方の説明が書いてありました。鍋のだし汁はおいしく、そばも鍋に合っているようで、おいしかったです。鴨肉もまあまあでしょうか。上品な味で、結構好きな味でした。ただ、夏に鍋は季節外れだったかもしれません。

 13時間のドライブでようやく福島に到着。音羽蒲郡インターから二本松インターまで6,450円でした。今日の宿泊は福島駅前にあるグランパークホテル エクセルフクシマ恵比寿です。

 チェックイン後、福島駅前を散策します。ネットで放射線量を確認すると、2012年6月の測定データで、1.6μSv/h(マイクロシーベルト/時)という数値がありました。ちなみにその後、翌年7月には、0.19μSv/hまで下がったといいます。国際放射線防護委員会(ICRP)は、0.52μSv/hを限度と定めており、アメリカ軍は、さらに厳しい0.32μSv/hを限度としているそうです。ちなみにICRPの年間被爆限度は1mSvとなっているため、時間当たりに換算すると、0.11μSv/hとなります。もっとも、私は福島に4日間いただけなので、実害はほとんどないに等しいでしょうが、住民にとっては、死活問題であり、実際に2014年には、福島の甲状腺癌の原因は原発事故であることが決定的になったと報じられました。

 福島の人たちは見えない敵と戦いをしているのではないでしょうか。何か体調が悪くても、症状が出ても、それが放射能のせいなのかどうかはっきりしないでしょうし。

 大切なのは「見える化」でしょう。市内でも、放射線測定セミナーなどの表示は見ました。現地の人たちは、どこまで見えていて、どこまで正確に理解し、納得しているのでしょうか。少なくとも、そこに住んでいない単なる訪問者である私は、何も見えないし、何もわかりませんでした。



福島駅前

 さて、翌朝、安達太良山登山の日です。ただ、天気予報はあまりよくありません。特に午後は雨の可能性が高そうです。でも、少なくとも朝の時点では雨は降っていません。とりあえず、登ることにします。

 ホテルの駐車場を出て、すぐ北の福島交通飯坂線の曽根田駅前を通ります。踏切でとまっていると、JR郡山行きの電車が南へ通過していきました。踏切を渡り、国道115号線を二本松方面へ向かいます。



曽根田駅前を通過



国道115号線福島市上名倉

 途中のセブンイレブン福島八木田店で、昼食のおにぎりなどを購入します。買ったのは、生姜ごはんおむすび(\115)、手巻おにぎり すじこ(\130)、手巻おにぎり ツナマヨ(\105)、世界のキッチンから ソルティライチ500ml(\150-値引\25)、キリン 生茶(\147-値引\22)で、合計600円。QUICPayで支払いました。

 そして、あだたら高原スキー場へ。途中、スキー場への表示はありますが、登山口の表示はありません。車も走っていません。本当にこっちで大丈夫だろうか、と不安になります。でも、間違いないでしょう。進みます。

 スキー場のゴンドラ乗り場近くに到着すると広い駐車場があり、何台もの車がとまっていて、登山の準備をしている人たちも何人かいました。天気が問題なければ、登山道を歩いて周回するつもりでしたが、いつ雨が降るかもわからないし、雨ならまだしも、落雷の予報も出されているので、ゴンドラの往復券を乗り場で購入しました(1,600円)。他にもちらほら利用者はいるようです。



あだたら高原スキー場のクワッドリフト乗り場からガスのかかった薬師岳方面を見る



クワッドリフトに乗り標高955mから1345mへ390mを稼ぎます

 ゴンドラの中は暑いです。うちわも準備されています。狭く開いた窓や天窓から少しの風は入ってきますが。結構長い時間、ゴンドラに乗ります。スキー場のウェブサイトを見ると、オレンジラインリフトという名前で、クワッド(4人乗り)リフト510mとなっています。ただ、登山道には「あだたらエクスプレス」と看板に書いてありました。



ガスの中へ



晴れ間も出てきました

 山頂駅に着いて、歩き始めます。登山道はしっかり整備されているみたいです。最初は木道が整備されています。リフトの最終は、16:20発とありました。



歩き始めます



木道にはあだたらエクスプレス終発時刻の案内もありました



薬師岳から仙女平分岐まで30分、さらにそこからあだたら山まで60分とあります



木道脇にあったのはシャクナゲの仲間でしょうか

 しばらくすると、雨が降ってきました。カッパを着ようか、ザックカバーをしようか、悩みますが、空には青空も見えます。少しすれば、やむでしょう。帽子をかぶり、三段折り畳み傘を出すことにしました。左右に背の低い樹木の枝が出ていて邪魔ですが、なんとか、傘をさせる状態です。カメラには、「山と渓谷」の手ぬぐいを掛けます。



木道がなくなり普通の登山道になります

 しばらくするとやみました。蒸し暑いので汗はたくさん出てきます。手ぬぐいは汗がカメラに入ってしまう対策にもなるので、そのままかぶせて歩きます。



なだらかなスカイラインが見えます



尖った岩峰が見えました



仙女平分岐



仙女平分岐を過ぎて登っていきます



道標にいっぱい立てかけてある竹は積雪期に使用した旗でしょう 東北の山らしさを感じます



ピークの「乳首」をめざして登ります



山頂の「乳首」も間近



鉄山方面も見えます



鉄山分岐から安達太良山ピークを見る

 安達太良山の頂上では、アマチュア無線をしている人もいました。大きなアンテナも立てています。そのうち、登山者が増えてきたためか、アンテナを下して交信していました。「埼玉」という相手の声が聞こえました。



安達太良山ピークにて



鎖もついています

 さて、地図を見ると、近くに別のピークがあります。船明神山と鉄山へルートがついているようです。できれば両方とも行きたいところです。ただ、実際に見ると、意外に遠そうです。

 いずれにしても出だしの方向は同じです。安達太良山と鉄山の間には、矢筈森という小ピークがあるようです。最初のピークがそれかと思い、ルートをわずかに外れてピークへ行きました。しかし、地形図のピークはもっと先のようで、このピークは単なる小ピークに過ぎないようです。



鉄山方面へ



マーキングが続いています これでガスの中でも安心かな

 そしてもう少し行くと、なんと別世界のような沼ノ平の火口が目に飛び込んできました。まるでSF映画のどこかの惑星のようです。安達太良山の頂上からは見えなかっただけに、ここまで来てよかったと思いました。

 ここは1997年に4名が火山性のガスで亡くなった場所です。今も立ち入り禁止になっているようです。当然ながら沼ノ平を通る登山道も廃止されました。また、1900年には沼ノ平の大爆発で72名の死者がでてイオウ鉱山が全滅したという話を『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)で読んで知りました。

 さて、分岐です。船明神山方面はルートはしっかりついているように見えますが、誰も歩いていません。一方、鉄山方面には何人もの人が見えます。なんとなく、そちらの方がメジャーそうで、まずはそちらに行ってみることにします。



船明神山と鉄山との分岐



沼ノ平は白く周囲とは明らかに異なる別世界です



足元はこんな模様も



尾根

 さらに歩くと、矢筈森の脇を通ります。矢筈森へ行くとしても帰路にしようと思います。

 一旦下るところはざれていて、滑りそうです。そこを越えて尾根を歩き、鉄山への最後の登りになります。ところが踏み跡はピークへは続いていないようで、そのまま左へ巻いていってしまいます。ピークへ行く踏み跡がどこかにあったのだろうか、と思いながら進むと尾根に出て、そこから折り返してピークへ行きます。

 三角点があり、さらに先まで踏み跡があります。ほとんど人はいませんが、二人が帰っていくところでした。その後は私一人になりました。

 「鉄山」は、山腹に「くろがね山荘」もあり、「くろがねやま」と読むとばかり思っていましたが、『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)によると、「てつざん」と読むのが一般的なようです。そして、主峰の安達太良山(乳首山)よりも標高は9mほど高く、安達太良連峰の中では箕輪山(1728m)に次ぐ標高となっています。

 雨が降ってきました。すぐにやみましたが、船明神山方面はガスがかかっています。雷も怖いので、船明神山へ行くのはやめましょう。行ったとしてもピークハント以外に何もない気もします。戻っていくと、わずかに歩いてくる人がいました。

 そして、矢筈森ですが、ピーク方面へ歩いていき、ピークに立ちました。すると、その先にピークが見えます。たぶんそのピークが矢筈森なのでしょう。そこへ行くには一旦下って登り返さないといけません。そこまでするほどの強いモチベーションはありません。あきらめて安達太良山方面へ帰ります。

 ピーク下の分岐で残りのおにぎり2個を食べます。後はゆっくり下るだけです。最後は、展望台に寄ります。薬師岳の表示もありました。ゴンドラ駅近くまでくると雨が降ってきました。それまでの山行中、たいして雨に降られず、安達太良山を十分楽しめ、ちょうどゴンドラに乗れるのでよかったと思いました。



くろがね小屋への分岐と安達太良山のピーク



「保健保安林」の標柱



薬師岳

 ところが、思ってもいないトラブル。なんとゴンドラがとまっているというのです。ゴンドラがとまることはあり得るとは思っていましたが、それは強風時を想定していました。今日はほとんど風などありません。理由は落雷を受けて、スピードが安定せず、早くなったりブレーキがかかったようになったりするため、とめたという話でした。そして、修理する部品を青森から運んでいるところだと言います。さすがに、到着して修理するにはかなりの時間がかかるでしょう。歩いて下りてくれと言われます。

 先ほど寄り道した薬師岳のところから下るルートがありました。そこを下ります。登っている途中は、下りはゴンドラを使用しなくても時間に余裕があったな、と往復券を買ったのを少し後悔もしました。しかし、雨が降ってきたので、迷わずゴンドラを利用するつもりでした。がっかりですが、どうしようもありません。メタボ解消のためになる、とか、途中、今まで見られなかった花が咲いているかもしれないと思いながら、下ります。



五葉松平

 久しぶりの登山で、膝にも少し痛みが出てきました。70kgを超えた体重のせいもあるでしょう。雨もしっかり降っています。傘をさしていますが、木の枝もあり、横にしたり、場所によっては、傘をすぼめたりしました。途中、やはり同じように下っている人もいます。小さな子供連れの家族は大変そうです。でも、ヤマユリなど、花も咲いていました。



スキー場へ歩いて下ります

 林道終点っぽいところに迎えのワンボックスカーが来ていました。私の前を歩いていたグループと一緒に乗ります。後ろから子供連れの家族も来ることを伝えると、下まで送ってまたすぐ登ってきますと。話を聞くと、朝10時半頃にとまったようです。落雷が近くで落ちたわけではないようですが、故障の原因を拾ってしまったようです。

 車に乗ると、雨はかなり強くなってきました。途中、歩いて下っている人もいて、スタッフが声をかけますが、そのまま歩くと言います。雨の中でもしっかり歩こうとする人もいるようです。

 ゴンドラ駅で、払い戻しをしてもらうと、半額ではなく、全額返金してもらえました。その頃には土砂降りの雨。車の中で着替えたりしました。ところがその雨もぱったりやみました。

 下っていき、岳温泉へ。今日の宿泊は、岳温泉の『くぬぎだいらホテル』です。

 見かけた花
 ヤマハハコ、コバギボウシ?、ノリウツギ、マーガレット?、オノエイタドリ?、ノギラン、タニギキョウ、オトギリソウsp、ツルリンドウ、ハナニガナ?、シラネニンジン?、アキノキリンソウ?、ヨツバヒヨドリ、ヤマユリ


【安達太良山が紹介されている主な書籍など】

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  安達太良山だけでなく鉄山も紹介されています。

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  「山名は安達地方第一の山(太郎山)の意」と紹介されています。

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