雨乞山〜椛峠〜大山 渥美半島ハイキングクラブのイベント 前週に下見したルートの本番イベント「あつみトレイル・横断ハイキング2014」です(前週の記録)。
風は強い日でしたが、天気は良く、うっすらとですが富士山も見えました。
岩上のパーティ【山 名】雨乞山(石神の雨乞山) 233m
物見山 260m
狼煙山 190m
大山(越戸の大山、高根山) 328.0m (渥美半島最高峰)
【三角点】四等 148.07m 点名:外山(そとやま) 昭和59年(1984年)5月18日選点、平成15年(2003年)9月5日改測 所在地:田原市石神町外山2番12
一等 328.03m 点名:大山(おおやま) 明治13年(1880年)12月28日選点、明治18年(1885年)10月13日埋標、平成20年(2008年)12月15日更新 所在地:愛知県田原市大字和地字北山6番地
【山 域】渥美 三河湾国定公園
【水 系】大川水系・新堀川水系・免々田川水系・鮎川水系・精進川水系・弘法川水系
【所在地】愛知県田原市(たはらし)夕陽が浜(ゆうひがはま)・石神町(いしがみちょう)・伊川津町(いかわづちょう)・山田町(やまだちょう)・和地町(わじちょう)・若見町(わかみちょう)・越戸町(おつとちょう)
【山行日】2014年2月16日(日曜日・大安)
【行 程】石神から椛峠経由で大山古道へ
豊川(6:52)==(40.9km)==(7:46)石神(9:20)---- 登山口(9:41)---- 三角点 ---- 雨乞山(10:30)-- --(10:55)物見山 ---- 招き岩 ---- 達磨岩 ---- 泉福寺分岐 ---- 椛分岐 ---- 椛峠 -- -- 送電線鉄塔(昼食)----(13:09)臍岩 ----(13:53)大山 ----(14:56)大山古道登山口 -- -- マイクロバス待機場所 ==== 石神 ==== フレイバーハウス ====(18:39)業務スーパー(18:49)== ==(18:54)豊川(合計走行距離:86.4km)
【標高差】約330m
【人 数】14人+他パーティ(ほぼ同数)
【天 候】晴
気温:4℃(自宅出発時)、5℃(石神到着時)、7℃(業務スーパー、帰宅時)
2月16日伊良湖の気象庁データ:日照時間10.0h、平均気温6.8℃、平均湿度48%、平均風速7.9m/s、最大風速時の風向:北北西
【地形図】1:25,000 野田(のだ)(平成13年修正測量)
【スタイル】SIRIO 登山靴 46ATL 27.0(中国製)(2012.07.14 モンタニアで購入)、ショートソックス(黄土色)\2,100 毛77%・ナイロン22%・ポリウレタン1%(2011.06.26購入)、PHENIX化繊ズボン(中国製)、緑色軍手(途中まで)、紺色ウェストバッグ GULL WING、ユニクロ 綿57%・ポリエステル43% トランクス(中国製)、眼鏡、MILLETアタックザック、アクリル70% 毛25% カシミヤ5%長袖チェックシャツ(日本製)、TARAS BOULBA(アシックス)POLARTEC(ポリエステル100%)SERIES200フリース(途中脱ぐ)、RunBIRD(ミズノ)中国製半袖Tシャツ(綿60%、ポリエステル40%)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、デジタルカメラ:Canon PowerShot SX50 HS(首に提げて歩く)
【所持飲料】ホット玄米茶(テルモス470ml)、KIRIN ソルティ・ライチ 500ml(約200ml飲む)、KIRIN 午後の紅茶 ピーチ&ラズベリー 500ml(飲まず)、AQUARIUS Vitamin 500ml(飲まず)
本番の今日は、5時半頃に起床しました。久しぶりの早起きです。睡眠時間は7時間弱とそこそこですが、いつもとは違う時刻での起床なので、眠気が抜けませんが、それでもいつもの早起き時よりは順調です。風はありますが、天気は良さそうです。先週の下見ではアプローチでR23のバイパスを使うのを忘れて少し時間がかかりましたが、今回はしっかりバイパスの起点からのり、信号なしのルートでしっかり時間を稼ぎます。おかげで予定の8時よりも14分も前に集合場所へ着くことができました。
風があり三河湾には白波が立っていましたただ、他の地元メンバーは7時半集合なので、打ち合わせは始まっていました。私も合流し、中日新聞の旗を配られたりします。9時の集合時刻までは特に役目はありませんが、駐車する車の誘導を手伝っていました。
集合場所の夕陽が浜西公園
渥美半島ハイキングクラブの幟
田原市制10周年の幟 田原市の協賛か後援を得たのでしょう
協賛か後援は、中日新聞、フードオアシスあつみ、東海保険サービス、田原市社会福祉協議会のようです
特定非営利活動法人渥美半島ハイキングクラブとルート図のボード9時少し過ぎに開始です。私も誘導ガイドとして挨拶しました。2パーティで、そのうち1パーティの先頭を歩きます。
雨乞山登山口への途中の畑ではキャベツの収穫が行われていました登山口から登り始めしばらくすると前のパーティの参加者が遅れ始めます。四等三角点で休憩します。その後、前のパーティで遅れていたメンバーは先頭の後ろを歩くようにし、その後は、順調に進み始めました。後で聞いたら、荷物も分担したそうです。
山腹から振り返り見る
七ツ山方面を見る
鎗ヶ崎方面を見る
岩に埋め込まれた金属標の四等三角点
四等三角点と三河湾方面の展望
物見山方面 左端は大山
残雪を見る
開けた場所を登る雨乞山で休憩します。南アルプスが白く見えますが、驚いたのは富士山も見えるのです。最初、見えないだろうなんて言っていたら、右の方に見えるよ、と教えていただきました。うっすらですが、確かにあの形は富士山です。真っ白です。思っていたよりも大きく見えるのにも驚きました。もう少しはっきり見えたらなかなかの容姿だろうと思われます。
渥美半島先端、篠島、知多半島方面
タコウド
大山
物見山の看板
残雪の多いところ
溝状のところ
樹林帯
「渥美半島横断自然歩道」
分岐
シダの斜面
シダの中を行く今度は我々のパーティの最後尾からスマホに連絡が入りました。途切れたりして聞き取れない部分がありましたが、遅れている様子。でも、追いついて大丈夫とのこと。少しゆっくりめで歩くことにします。
椛峠を越えて送電線鉄塔で昼食休憩したとき、聞いてみると、ここでリタイアするか考え中とのこと。事前に、ここでエスケープできると全員に伝えていったのです。もう一つのパーティでもリタイアしたいという話が出ていました。でも、ここまでこのペースで歩けたら最後まで行けるでしょう。結局、全員リタイアせず、最後まで行きます。
ペースは決して速くはありませんが、予定していた時間とほぼ差はありません。その後は単調になりますが、ペースは落ちずそのまま行きます。
梔岩(くちなしいわ)
振り返ると三河湾が遠くなってきました
大山頂上付近大山の展望台からの景色もなかなかです。先週の下見では何も見えませんでした。今回は富士山も見えます。ただ、雨乞山で見たときほどはっきりは見えず、山頂付近は雲の中のようです。三河湾、太平洋が左右に見え、反対側には伊勢湾も見えます。
大山展望台から渥美半島先端と神島を見る
太平洋
山頂のアンテナ
片浜十三里下りは大山古道です。南へ急な下りを行くよりはよっぽど趣がある道ですが、一般参加者にとっては単調で長いのが欠点でしょうか。解散後の反省会で、そのような話がでました。
大山古道の下り
列になって歩くマイクロバスがとまっているところまで歩き、ゴミ拾いをしてから乗り込みます。マイクロバスには一般参加者ともう一つのパーティのSさんと私が乗り、他のスタッフは自家用車に分乗して集合場所まで戻ります。
集合場所でアンケート用紙を配り、回収し、駐車場から出る車の誘導をし、遅れて甘酒をいただきました。手作りの甘酒で生姜が効いておいしかったです。
その後、16時頃、フレイバーハウスという喫茶店に移動し、10人で反省会です。ケーキセットのケーキはレモンかチョコとのこと。4人がケーキセットにします。私はレモンに。ドリンクはカフェオレにしました。
ケーキセットのレモンケーキ2,500円という参加費は「適当」と「高い」の両方の意見は半々ぐらいだったでしょうか。個人で登山をする人たちにとっては高いでしょう。ツアーによく参加する人達や初心者にとっては妥当なのかもしれません。もっとも、個人で登山するような人たちは2,500円する登山にはあまり参加しないような気もしますが。他には、集合場所の公園のトイレ掃除までしていたなんて話も聞くことができました。
1時間半ぐらいいたでしょうか。解散後、業務スーパーで2Lの烏龍茶を3本など、買ってから帰宅しました。
見かけた植物
ウバメガシ、クロマツ、ネズ、カクレミノ、ソヨゴ、フユイチゴ、ススキ、コシダ、ウラジロ、キャベツ(植栽)
【大山・雨乞山周辺が紹介されている主な書籍など】
『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行
越戸バス停から大山へのコースが紹介されています。山頂北の尾根道の紹介もあります。
『三遠信の山歩き』(風媒社)1998年7月5日第1刷
大山下バス停から大山へのコースが紹介されています。誤記1箇所あり。
『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
白山比盗_社から大山へのコースが紹介されています。3枚のカラー写真あり。
『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
泉福寺から石神、大山下バス停から大山へのコースが紹介されています。
『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷
泉福寺から雨乞山往復、大山下バス停から大山へのコースが紹介されています。
『分県登山ガイド22 愛知県の山』(山と溪谷社)1995年9月25日初版第1刷
越戸バス停から大山へのコースが紹介されています。4枚のカラー写真あり。誤記2箇所あり。
『朝日新聞』2005年10月26日愛知総合版「この人に聞きたい」
大山の陸上自衛隊ヘリコプター離着陸訓練場について大羽さんにインタビューした記事が載っています。
『'96アウトドアData3800東海版』(風媒社)1995年11月20日初版第一刷発行
「山岳」の項で「大山」、「森と雑木林」の項で「越戸大山のカゴノキ林」が紹介されています。
『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
大山について「古生層の地塊よりなる。」などの記述があります。
『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
泉福寺から雨乞山まで往復しています。
『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行
泉福寺から雨乞山へ向かっているが途中で引き返している。