ヒメヤシャブシ(ハゲシバリ) 姫夜叉五倍子
Alnus pendula Matsumura
カバノキ科 カバノキ連 ハンノキ属 ヤシャブシ亜属


中央に長く垂れ下がっているのが雄花序で、左右に短く下向いているのが雌花序


 

花 奥三河 愛知県民の森 2007.4.7

 ヤシャブシやオオバヤシャブシの雌花序が下垂しないのに対し、ヒメヤシャブシの雌花序は下垂するのが特徴です。雄花序は、写真では1本ですが、2本や3本のものもあるようです。

 オオバヤシャブシの葉・枝・果柄は無毛ですが、ヒメヤシャブシの葉・枝・果柄は有毛です。カバノキ科の樹木は全て落葉性です。

 分布は、北海道・本州・四国で、多雪地や日本海側に自生しています。法面緑化に播種されるため、自生地以外でも多く育っています。写真のものも、自生ではないと思われます。

 参考:『葉で見わける樹木』(小学館)、『日本の野生植物 木本』(平凡社)、『新城地方の植物』(愛知県)、『新城地方の樹木[改訂版]』(愛知県・新城地方林業振興会)

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