宇連山と愛知県民の森 雨に降られて歩荷 欲張りにも県民の森周囲の尾根を一周と、宇連山をボッカで歩きました。ちょっと欲張りすぎて膝にきました。
先週の風切山と同様、「奥三河名山八選」に選ばれている山でもあります。
【山 名】宇連山(うれさん、うれやま)(ガンゾモチフデ山) 930m 【三角点】点名:宇礼山 ニ等 929.37m 所在地:愛知県北設楽郡設楽町 点名:川合 三等 471.28m 所在地:愛知県新城市大字川合字池ノ澤4番 【山 域】奥三河(設楽山地) 天竜奥三河国定公園 【所在地】愛知県新城市(2005年9月30日までは南設楽郡鳳来町)・北設楽郡設楽町 【山行日】2007年4月7日(土曜日) 【行 程】愛知県民の森東尾根〜北尾根〜宇連山〜西尾根〜南尾根 豊川 ==== 県民の森駐車場 ---- 不動滝奥右折地点 ---- シャクナゲ尾根上分岐 ---- シャクナゲ北尾根分岐 -- 7:42 8:52 - 9:02 9:14 9:49 10:12 -10:17 -- 風穴分岐 ---- 東尾根展望台 ---- 川合三角点 ---- 上臈岩分岐 ---- 北尾根展望台 ---- 大幸田峠 -- 10:52 11:00-11:09 11:23 11:28 12:10-12:20 12:26 -- 744mピーク ---- 宇連山 ---- 744mピーク ---- 国体尾根分岐 ---- 南尾根展望台 ---- 県民の森駐車場 == 13:08-13:33 14:02-14:13 14:40-14:44 15:30-15:41 16:23-16:31 17:09-17:14 == 豊川(合計走行距離:81.0km) 18:22 【所要時間】8時間7分(含休憩) 【標高差】約800m 【天 候】薄曇のち曇時々雨のち雨 気温:11℃(自宅出発時)、12℃(登山開始時)、15℃(北尾根展望台)、12.5℃(昼食時)、 7℃(宇連山)、10℃(南尾根展望台)、13℃(下山時)、11℃(帰宅時) 4月7日新城の気象庁データ:降水量2mm、平均気温10.8℃、最高気温17.3℃(11:20)、最低気温5.0℃(05:10)、 平均風速1.3m/s、最大風速4m/s(13:40)、最大風速の風向:西南西、最多風向:東、日照時間3.4h 【人 数】1人(単独) 【地 図】1:10,000 愛知県民の森ハイキングマップ2000.1(県民の森管理事務所) 1:25,000 熊(くま)、三河本郷(みかわほんごう)、海老(えび)、三河大野(みかわおおの)(登山中は使用せず) 【スタイル】重登山靴、薄手ショートソックス+厚手ショートソックス、 眼鏡、mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、IBS青色アタックザック、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、 綿100%中国製チェック長袖シャツ(昼食時のみはおる)、ウェストバッグ、 カッパ上下(mont-bell GORE-TEXストームクルーザーメンズ パープル)(2回着る)、 綿100%水色半袖Tシャツ(Fabric Made In USA、Assembled In Honduras)、タオル(序盤途中から)、 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩くが本降り時ザックにしまう) 【所持飲料】キリン ローヤルゼリーのアミノサプリ500ml(約350ml飲む)、コプロ おいしいお茶500ml(完飲)、 アクエリアス カロリーオフ1000ml(約600ml飲む)、アプト プラチナウォーター500ml(約50ml飲む)、 伊藤園 ビタミン天然水500ml(飲まず)、キリン 小岩井純水果汁 低温熟成 赤ぶどう500ml(飲まず)、 水道水5リットル(飲まず)ボッカをやりたい。できれば県民の森で。土曜は朝から時間があったし、予定より早く目覚めたので、予定通り県民の森へ向かう。豊川市内の桜は先週から満開近かったが、今日もまだほとんど散らずに残っている。それほど暖かい日がなかったし、雨も大してなかったからだろうか。新城のサークルKで、昼食とホット缶コーヒー(BOSS レインボーマウンテンブレンド\120)を買う。コーヒーは車内で、目覚まし代わり。県民の森の駐車場に駐車し、歩き出す。荷重は、身につけているものを全て含めれば20kgを超すだろうが、ザックは16kg程度か。ミツバツツジやヤマザクラやアセビが咲いている。不動滝を過ぎたところから取り付く。上で他ルートに合流するまでのこのルートは、歩いたことがないから、ここを選んだ。もう歩いていない主なルートはない。残っていても、わずかな枝ルートだけである。
最初の登りにあるちょっと古びた足場いきなりの登りだが、まだ余裕がある。スミレの仲間を撮りながら登っていく。尾根の分岐に着くと、右からもちょうどほぼ同時に登ってくる単独の男性がいた。とりあえず私が先に歩くが、少し先で前を譲る。
シャクナゲ尾根の岩場
シャクナゲ尾根からどっしりとした宇連山を見る次の分岐で一旦ザックを下ろす。感覚的には左へ行きたくなるが、地図を見ると、右が正解。出発しようとする頃、左から別の単独の男性が登ってきた。シャクナゲは1ヶ月ほど先ですか?と聞かれたので、相槌を打つが、後で考えると、さらにもう少し先だったかもしれない。
進入禁止の尾根分岐
愛知県が設置した標石「鳳6号」
整備された岩尾根を行く
東尾根展望台に着くと、最初に会った男性が休憩していた。少し横で私も休憩。おにぎりを一つ食べる。話すと、磐田から来たそうで、夏には北アルプスにも登るのだという。今日は、ミツバツツジがあまり咲いていないそうである。最近の気温の低さで、あまり咲いていないのだろうと。私が先に出発する。
丸みのある川合三等三角点
東尾根から北尾根にかわる地点
北尾根にある岩場の階段
北尾根から鳳来湖と明神山を見る
北尾根展望台脇の岩の横を通る
北尾根展望台でもおにぎりを一つ食べる。
北尾根展望台脇の岩を見上げる
大幸田峠の道標北尾根では、もう一人の単独男性とすれ違った。宇連山への分岐ピークはなかなか着かない。左にトラヴァース道を分けてから、最後の登りか、と思わせるが、これは最後の登りの始まりに過ぎないのだ。久しぶりにここを歩き、また騙された。
長い最後の登りを登りきると、もう13時を回っていた。宇連山で昼食の予定だったが、すぐに出発するほどの元気もなく、雨も降っていて、様子見も兼ねてここで昼食とする。「大盛ぶっかけきしめん」(\300)を食べ終える頃、雨は小雨と言えない程度になってきた。でもそんなに暗くもなく、そして山頂方面から男女二人連れが下りてきた。触発されたのもあり、やはり予定通り宇連山に行くことにする。ただし、水2リットルを捨て、カッパ上下を着用する。
山頂には誰もいない。明神山方面はガスがかかっている。三角点の他に、岩に×印もあった。出発しようとしたとき、北側から二人の男性が登ってきた。挨拶だけして、下りにかかる。明るくなったので、カッパは脱ぐ。途中で左足のつき方が悪く、薬指にちょっと違和感を持つがそのまま歩く。
山頂の二等三角点「宇礼山」
誰もいない山頂 突き出た岩は松脂岩らしい
山頂の看板と「×」刻印付き自然石
宇連山付近の尾根には新しい境界標石が目につく
棚山で見かけた「鳳」標石がここにもさて、西尾根はどこまで行こうか、できれば南尾根の末端まで欲張って行きたい。でもちょっとハードな気もするし、雨も心配だ。まずは国体尾根分岐まで行こう。
744mジャンクションの道標
744mジャンクションの防火水槽
西尾根上にある立入禁止の尾根分岐国体尾根分岐で休憩する。ここ以降、分岐はないので、尾根を行くなら末端まで行くしかない。雨も大したことなく、足も何とかなりそうなので、南尾根末端まで行くことにする。
岩場が多く、雨も本降り気味になってきた。滑らないように注意しながら歩く。膝の調子も今一で、ゆっくり歩く。南尾根展望台は遠い。
南尾根の岩尾根展望台に着く頃には、雨はかなり本格的になってきた。東屋の中でカッパ上下を再び着る。さて、最後の下りである。ペースはかなり落ちる。
南尾根展望台17時を回ってようやく駐車場に着いた。モリトピアの風呂も利用可能時間はとっくに過ぎている。このまま帰宅することにしよう。かなり疲れた。
後日、左足を見ると、薬指の爪がちょっとぐらぐらし、何日かして爪の内側が内出血で赤黒くなっていたのと、小指の裏も内出血していたのに気づいた。
見かけた動物
カケス(声)、ウグイス(声)
見かけた植物
シハイスミレ、フモトスミレ交雑種?、ヒメハギ、モミジイチゴ、タムシバ、ヒカゲツツジ、ミツバツツジ、シキミ、ヒメヤシャブシ、ヒメユズリハ、ホウノキ、イロハモミジ、ヤマザクラ、ヤブツバキ、アセビ、モミ、ツガ、ヒメコマツ(ゴヨウマツ)
【宇連山、県民の森が紹介されている書籍など】 『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行 宇連山の項、県民の森3コースの項で10ページ弱あり、さらに西尾根のカラー写真もあります。 『東三河の山 宇連山・棚山・鳳来寺山』(東三河山ぽ会)2004年3月28日第1刷発行 宇連山の項で、沢登りを含め16コースの紹介がありますが、県民の森では西尾根が紹介されています。 『渓谷と山を訪ねて 東海ベストハイク』(七賢出版)1995年5月7日第1刷発行 県民の森の東尾根から北尾根のコースが紹介されています。 『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷 県民の森から宇連山までのコースが紹介されています。 『三遠信の山歩き』(風媒社)1998年7月5日第1刷 県民の森から宇連山までのコースが紹介されています。 『名古屋周辺 続 山旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行 県民の森から宇連山までのコースが紹介されています。 『東海の山ある記』(毎日新聞名古屋開発)平成18年1月発行 県民の森のシャクナゲ尾根を中心に書かれています。 『名古屋からの山なみ 東山スカイタワー基点』(中日新聞本社)1991年6月1日発行 山頂の立て札前の岩が松脂岩であることが書かれています。 amazon.co.jp→名古屋からの山なみ 『増補改訂版 奥三河の滝 10万年の旅』(風媒社)1995年7月1日第1刷発行 県民の森の滝がいくつか紹介されており、今回通った不動滝も載っています。 amazon.co.jpで購入できます→奥三河の滝 10万年の旅 『'96アウトドアData3800東海版』(風媒社)1995年11月20日初版第一刷発行 「あいち・県民の森」、「宇連山」、「県民の森・不動滝」などの項があります。 『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行 西尾根から登り北尾根へ下るのが一般的と書かれてあります。 『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷 愛知県民の森の紹介もあります。 『マイカー登山ベスト30東海版』(七賢出版)1994年7月20日第1刷発行 棚山高原経由のコースが紹介されています。 『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷 川売から宇連山を経て仏坂峠へのコースが紹介されています。 『分県登山ガイド22 愛知県の山』(山と溪谷社)1995年9月25日初版第1刷 川売から宇連山へのコースが紹介されています。 『東海自然歩道日帰りハイキング2奥三河−鈴鹿峠』(山と溪谷社)1996年4月20日初版第1刷発行 宇連山のピークは東海自然歩道からわずかに外れていることが概念図とともに書かれています。 amazon.co.jpで購入できます→東海自然歩道―日帰りハイキング〈2〉奥三河‐鈴鹿峠 『27登山・ハイキング 東海自然歩道2 秋葉山〜関ヶ原』(日地出版)1997年版 富士山が望めることが書かれています。
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