イヌマキ(クサマキ、マキ、ホソバ) 犬槇(槇、細葉) Podocarpus macrophyllus (Thunb.) Sweet マキ科 マキ属
葉 東三河 乗本万灯山 2007.01.14ホンマキと呼ばれるコウヤマキの葉幅が2〜4mmなのに対し、イヌマキの葉幅は7〜10mmあります。またコウヤマキはコウヤマキ科で、イヌマキはマキ科に分類されています。
分布は、関東以西の主として太平洋側の本州、四国、九州、沖縄、台湾、中国大陸となっており、海岸に近い山地に自生しているそうです。防風用の生け垣に利用されることも多いようです。写真もそうかもしれません。
豊橋では、「ホソバ」と呼んでいる、と地元に人に聞きました。帰宅後ネットで調べると、そう呼ぶのは、豊橋だけでもないようです。
マキ属を表す学名の、"Podocarpus" は、「柄のある果実」というような意味で、種小名の、"macrophyllus" は、「大きい葉の」という意味です。
日本に自生するマキ属には本種の他に、ナギがあります。
参考:『葉で見わける樹木』(小学館)、『日本の野生植物 木本』(平凡社)
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