吉祥山 Cコース

 奥三河方面へ出かけましたが、断念して、帰路の思いつきで、吉祥山へ。Cコースという道標が目に入り、そのコースを初トレースしました。
【山 名】吉祥山(きちじょうさん、きっしょうざん) (御殿山、妙峰山)
【三角点】三等 382.49m(平成15年10月10日改測) 点名:西川村(にしかわむら)
      所在地:愛知県新城市一鍬田字吉祥山1番1
【山 域】東三河 愛知県吉祥山自然環境保全地域(昭和51年10月15日指定)
【水 系】豊川水系(豊川左岸)
【所在地】愛知県豊橋市石巻西川町吉祥・新城市一鍬田吉祥山
【山行日】2009年1月11日(日曜日)
【行  程】西麓から 登り:Cコース、下り:Aコース
  豊川 ==== 鳳来湖奥 ==== 石雲寺 ==== 吉祥山西麓 ---- 林道歩き ---- 花の森分岐 ---- 郷土の森分岐 --
  8:53      10:27-                        13:38     13:50-13:56       14:03            14:07
  -- 吉祥天女 ---- 吉祥山 ---- 昆虫の森分岐 ---- 郷土の森分岐 ---- 送電線鉄塔1 ---- 送電線鉄塔2 -- 
      14:19     14:24-14:31       14:38             14:50             14:51            15:00
  -- 送電線鉄塔3 ---- 送電線鉄塔4 ---- 道路 ---- 吉祥山西麓 ==== ヤマナカ ==== 豊川
        15:03            15:13        15:17      15:25-15:30    15:58-16:30   16:34
【山行時間】1時間47分(休憩を含む) (登り:46分、下り:54分)
【標高差】約335m
【人  数】1人(単独)
【天  候】晴または曇
     1℃(自宅出発時)、5.5℃(吉祥山頂上)、6℃(帰宅時)
     1月11日14:30新城の気象庁データ:気温4.7℃、平均風速2.4m/s、風向:西
【地形図】1:25,000 新城(しんしろ)(所持せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、眼鏡、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 綿55%・ポリエステル30%・レーヨン15%トランクス(中国製)、MILLETアタックザック、
 綿100%青色半袖Tシャツ(MADE IN AUSTRALIA)、アクリル70% 毛25% カシミヤ5%長袖チェックシャツ(日本製)、
 TARAS BOULBA ズボン(ポリエステル60%、綿35%、ポリウレタン5%)、黒色ウェストバッグ、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)、KONICAMINOLTA αSweet DIGITAL(途中から首に下げて歩く)
【所持飲料】ええじゃないか 豊橋茶 500ml(約250ml飲む)、お湯(テルモス470ml)(飲まず)
 当初は、10日(土曜)に出かけようとしていましたが、金曜夜は22時半頃まで仕事。翌日は出かける気になれず、翌日曜にすることに。それでも、遅めの7時半の目覚ましにも起きられず、結局、自宅を出発できたのは9時前。

 外に出ると、小雪が舞っていました。行き先は、鳳来湖奥の藪山。サークルK新城とよさか店でおにぎりなどを購入します。

 藪山に入りましたが、斜面が急で累積する岩が滑り落ちたような跡もあり、また時刻も遅くなってしまったので、すぐに引き返してしまいました。他にも予定していた目的地があるので、車に戻って、おにぎりなどを食べてから、出発します。目的地は石雲寺など。セツブンソウがもう咲いているという話をネットで見かけて、出かけてみたくなったのです。

 セツブンソウは、咲き始め程度で、しっかり開いた花もありましたが、まだ開きかけという花もいくつかありました。そしてソシンロウバイも数輪が咲いていました。

 さらに寄り道して帰る途中、吉祥山のそばを通り、まだ暗くなるまでは時間があるので、少し体を動かしたいと思って、山頂まで往復しようと南麓の登山口に向かいました。すると、Cコースへの道標が目につきました。このコースは未経験だったので、そちらへ車を進めます。

 歩き出しは林道ですが、少し先で登山道になります。ところがなかなか登りにならず、山麓をトラヴァースしていくように進みます。2人の男性とすれ違いました。そして別の林道に出て、その林道を歩くことになります。



シンプルな道標

 その林道吉祥山線の終点から登山道に入ります。すると二人組が下ってきて、道を尋ねられます。登りはBコースから入ったのでしょうか、変電所の方へ行けるか、と聞かれました。この上部にある「花の森」への分岐点で、Cコースが「作業道」となっていたので、ちょっと不安になったのでしょう。確かにこの道標は不安を煽ります。



山頂から来た場合ここでは「作業道」へ進むのがCコースの正解

 その「花の森」分岐を過ぎ、次に「郷土の森」分岐を過ぎ、吉祥天女のある地点で前回(記録)も通った登山道と合流します。Cコースの魅力は何でしょうか? 豊橋市農政課のサイト(「吉祥山に登ろう」)を見ると、最短コースとのこと。もっとも、豊橋市側の3つのコースのうちで、という限定付きでしょうが。他の季節だと花など、何か咲いているのかもしれませんが、少なくとも今回だけでは残念ながら特に魅力を感じるようなコースではありませんでした。途中で、藪の中でごそごそと動く音がしたので、少し近寄って見てみると、白黒の犬でした。誰かがペットを捨てたのでしょうか?



「生産の森」にある立派な「作業小屋」



山頂から来た場合「作業小屋」の分岐では「作業道」へ進まず「郷土の森」へ進むのがCコースの正解

 最後の登りを終えて山頂に着くと、女性二人が休憩していました。先ほどの犬でしょう、遠くから何度も鳴くのが聞こえます。休憩ついでに、まだ残っていたおにぎり「赤飯」(\130)を食べます。赤飯は寒くてもご飯が崩れにくいので、冬に買うおにぎりの定番です。一緒に買った寺沢製菓「一口チョコ」(\105)も1つ口に入れます。お茶は、以前に豊橋のJAで買った「豊橋茶」。癖が無く飲み易い緑茶です。いいペースで登ってきたので、持ってきた温かいお湯は不要です。フルーツのど飴を1粒口に入れて下山にかかります。下山はAコース。ここは以前にも何度か往復しています。

 どこかでCコース方面へのショートカットコースはないかと気をつけながら進みます。送電線鉄塔は4つもあったかな、と思いながら歩いていると、いくつ目かの鉄塔の近くから送電線巡視路らしい踏み跡がありました。しかし、向かう方角がはっきりしないので、そこはやめ、4つ目の送電線鉄塔付近から右へ下る踏み跡があったので、そこを降りて、真っ直ぐ延びる道路を下り、工場が並ぶ道路に出ました。Aコース登山口の休憩所を通っても大して変わらない位置でしたが。

 駐車地点に着くと、近くで無線機を使っている人がいました。ひょっとして、彼らが放した犬なのでしょうか。例えば、猟犬の訓練をしているとか。あくまで想像です。実際には話してないのでわかりません。

 見かけた植物
 カゴノキ、タブノキ、カクレミノ、フユイチゴ、ヤブコウジ、ススキ、メリケンカルカヤ、モチツツジ、コウヤボウキ、ミヤマシキミ、アセビ、ヒメユズリハ、コナラ、ソヨゴ、アラカシ、ヒサカキ、ヒイラギ、イヌツゲ、アカマツ、アオキ、ヒノキ、スギ、ムベ、サルトリイバラ、テイカカズラ、キヅタ、ベニシダ?、ウラジロ、コシダ、マンリョウ、センリョウ(植栽)


拍手する  ←意見・感想等もこちらからどうぞ!

【吉祥山が紹介されている書籍】

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  野田城駅から林道大谷線経由のルートが紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷
  野田城駅から林道大谷線経由のルートが紹介されています。吉祥山の名の由来も書かれています。

『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行
  野田城駅から林道大谷線経由のルートが紹介されています。

『名古屋周辺 続 山旅徹底ガイド 裏木曽/東濃/奥三河』(中日新聞本社)1996年3月6日発行
  大谷橋からのルートが紹介されています。

『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
  北側ルート(新城カントリーゴルフクラブ方面から)が紹介されています。

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  「きちじょうさん」「きっしょうざん」の二つの読みが載っています。

『'96アウトドアData3800東海版』(風媒社)1995年11月20日初版第一刷発行
  「ヤブをかき分け登る」との記述があります。

Wander!地域別季節順

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送