宮路山 10月・山麓から

 初めて100mmマクロレンズを買ったので、試してみるために出かけました。
【山 名】宮路山(みやじさん)(宮道山・宮地山)西峰 361m・東峰
【山 域】宝飯(ほい)山地(東三河) 三河湾国定公園
【水 系】音羽川水系、御津川水系
【所在地】愛知県豊川市赤坂町狭石(せばいし)・宮路(2008年1月14日までは宝飯郡音羽町大字赤坂字狭石・字宮路)・
 御津町(みとちょう)金野(かねの)藤久保(ふじくぼ)(2008年1月14日までは宝飯郡御津町大字金野字藤久保)
【山行日】2008年10月18日(土曜日)
【行  程】宮道天神社里の宮奥から周回
  自宅 ==== 宮道天神社里の宮奥登山口 ---- 宮路山西峰 ---- 宮路山東峰 ---- 宮道天神社里の宮奥登山口 ==
  10:14          10:18 - 10:20           12:08-12:10        12:15             13:02 - 13:07
  == 自宅(合計走行距離:片道2.1[km]×2=4.2[km])
     13:11
【山行時間】2時間42分
【標高差】約280m
【人数】1人(単独)
【天  候】快晴
     22℃(自宅出発時)、25℃(下山時)、24℃(帰宅時)
     10月18日12時蒲郡の気象庁データ:気温24.7℃、風速2.4m/s、風向:南南西
【地形図】1:25,000 御油(ごゆ) (所持せず)
【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ "FREEWALK"、ショートソックス、眼鏡、ウェストバッグ、
 紺色デイパック、mont bellズボン(中国製 ナイロン100%)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
 綿100%トランクス(中国製)、綿100%半袖Tシャツ(MADE IN USA)、綿100%半袖シャツ(日本製)(序盤のみ)、
 デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)、KONICAMINOLTA αSweet DIGITAL(首に下げて歩く)
【所持飲料】コカ・コーラ茶花(緑茶)500ml(約100ml飲む)
 去年出かけたのは12月1日(記録)。今回は10月。同じコースで歩いてみます。前夜遅く寝たので、朝はのんびり起きて、パンをかじります。10時過ぎに出発し、登山口へ。登山口には他に1台がとまっていました。少し手前の空き地は立入禁止になっていて、登山口付近で駐車できるのは、ここの2台分のみになっていました。しかも工事関係の建物の横。今日はこの時刻で誰もいないようなので、大丈夫だと判断しました。

 あまり多くの花を期待していたわけではありませんが、意外にいろいろな花が咲いています。先日購入した100mmマクロレンズと三脚を試しながら歩いていきます。途中で、下ってくる男性一人と会いました。



谷沿いの登山道

 沢沿いコースの上部では夫婦でしょうか、二人とすれ違います。そしてドウダントンネルコースに入るあたりでは他のハイカーの声もします。コアブラツツジの葉はまだ緑色のものが多いですが、中には既に紅葉しているものもあります。例年でもこうなのかどうか、そこまで詳しく観察していませんが、今年の紅葉はひょっとして時期的なばらつきが大きいのかもしれません。

 今日は快晴ですが、それにしても暑く、汗が予想以上に多く出てきます。気温だけでなく湿度が高いのでしょうか? ズボンのポケットに入れている手拭いで何度も汗を拭います。

 山頂ではそれほど多くはありませんが、何人かが休憩しています。水蒸気が多いのでしょう、遠望は利きません。ペットボトルのお茶を飲んで東峰に向かいます。



西峰裏に目立たずつけられている山名板

 アサギマダラを見かけますが、目的の花が近くにないためか、ヒノキの葉にとまったりしていました。東峰からは、尾根の山道を下ります。去年、こけているので、気をつけながら歩きます。時期的にまだ落ち葉が少ないためか、こけずに済みました。このルートでは誰とも会わず、ただ途中でマムシを見ました。



東峰の伐られず残っている高木



露岩の登山道を横切る白い岩の地層

 実りの秋、ということで、山中ではブドウの味に似たおいしいナツハゼの果実を食べ、また、木についたイガの中に残っていた小さな栗の実を、たった1つですが持ち帰り、夕食で食べました。

 見かけた動物
 アサギマダラ、ニホンマムシ、ニホンカナヘビ

 見かけた植物
 ホトトギス、シュウブンソウ、ヤマハッカ、アキチョウジ、ミズヒキ、アカネ、メナモミ、スズカアザミ、ツユクサ、キツネノマゴ、チヂミザサ、ガンクビソウ?、コセンダングサ、セイタカアワダチソウ、エノコログサsp、イヌタデ、ハナタデ、ゲンノショウコ、ヒヨドリバナ、シラヤマギク、アキノキリンソウ、セイヨウタンポポ、コウヤボウキ


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【宮路山が紹介されている主な書籍等】

『三河・遠州の超(スーパー)低山ハイキング』(風媒社)2002年5月12日第1刷発行
  名電赤坂駅からのコースが紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  五井山とセットで紹介されています。

『三遠信の山歩き 三河・遠州・南信州の55コース(風媒社)1998年7月5日第1刷
  宮路山脈(宮路山・五井山・御堂山・砥神山)縦走として紹介されています。

『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
  五井山・御堂山・砥神山とセットで紹介されています。

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷
  宮地山の紅葉を記した更級日記の一節が紹介されています。

『愛知県三河国宝飯郡地誌略』明治16年1月
  晩秋紅葉時に賑わうことが書かれています。

『'96アウトドアData3800東海版』(風媒社)1995年11月20日初版第一刷発行
  ハイキングコース、山岳、植物群落の項で紹介されています。

『新日本山岳誌』(ナカニシヤ出版)2005年11月15日第1版第1刷発行
  五井山の項で紹介されていて、コアブラツツジも紹介されています。

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