サクラスミレ 桜菫
Viola hirtipes S.Moore
スミレ科 ミヤマスミレ類
 

 

中には部分的に花弁の色が剥れたように白くなっているものもありました。


 

側弁の先が2つに割れているようなものや、唇弁の先に窪みのあるようなものがありました。


 

 

花 霧ヶ峰周辺 2006.6.6

 花が大きく美しいので「スミレの女王」とも言われているそうですが、本種が特にずば抜けて美しいとは思いません。和名の由来は桜色ではなく、花弁の先端が窪んでいるのが桜の花弁に似ているからだそうですが、必ずしも窪んでいるわけではなく、さらに言えば窪んでいるものは多くはないようです。また、タチツボスミレで、綺麗に窪んでいる花弁を見たことがあります。

 側弁の基部には毛が密生します。花弁の基部は閉じ気味に咲きますので、花柱の先端はほとんど見えません。葉柄には毛が目立ちます。

 分布は、北海道東部〜鹿児島県、中国東北部、朝鮮半島。国内では中部地方以北の夏涼しい場所に多いようです。

 雰囲気としてはアカネスミレに似ていますが、まず生育環境からして違うようです。花はアカネスミレの方が濃い色です。アカネスミレの花柄には密に短い毛が生えていますが、サクラスミレにはまばらに生えています。葉は、アカネスミレが斜上するのに対し、サクラスミレは立つ傾向があり、花の位置よりも高くなるのが普通です。

 参考:『日本のスミレ』(山と溪谷社)

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