高見山・亀老山 瀬戸内の島の山2つ 岡山から松山へしまなみ海道を通っていく途中、向島(むかいしま)と大島に寄り、車でほぼ山頂まで行ける展望の良い2つの山のピークを踏みました。
高見山から南の弓削島方面を見る
【山 名】 高見山(たかみやま) 283m 向島最高峰 広島県尾道市(おのみちし)向島町(むかいしまちょう)立花(たちばな) 亀老山(きろうさん、きろうざん)(大亀山(おおきやま)、隅ヶ岳) 308m 大島最高峰 愛媛県今治市(いまばりし)吉海町(よしうみちょう)南浦(みなみうら)・名(みょう) 【三角点】 二等 283.25m 点名:向島(むかいじま) 所在地:広島県尾道市向島町立花字高見山甲168番29 所有者:尾道市 選点:平成14年1月15日(旧設置は明治25年12月5日) 四等 301.11m 点名:亀老山(きろうざん) 所在地:愛媛県今治市吉海町名5459番3 所有者:今治市 選点:平成5年7月19日(旧設置は昭和32年10月15日) 【山 域】瀬戸内 瀬戸内海国立公園 【山行日】2013年12月29日(日曜日・先勝) 【行 程】 ホテルエクセル岡山 ==== 福山SA ==== 向島(高見山)==== 大島(亀老山)==== 来島海峡SA ==== 松山 【人 数】2人 【天 候】晴 12月29日大三島の気象庁データ:平均気温2.4℃、平均風速3.4m/s、最多風向:西南西 【スタイル】ミズノ ウォーキングシューズ フリーロード3 VS-1(2013.02.11購入\4,482)、 薄手ショートソックス、ユニクロ スタイルアップ カーゴズボン 綿70%・レーヨン27%・ポリウレタン3%、 布ベルト Gevaert ゲバルト Wリングマートンライン グレー&黒 吉田株式会社 日本製(2,415円)、 腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、ユニクロ マイクロフリース長袖シャツ Olive L(100%ポリエステル)、 山喜 MADISON WALKER 長袖チェックシャツ(アクリル55%、綿45% 中国製)、眼鏡、 デジタルカメラ:Canon PowerShot SX50 HS(首に提げて歩く)竹田城、後楽園、岡山城、操山と巡ってきて、今日は四国へ渡ります。まずは、ホテルエクセル岡山1Fフロント横のALOALOでの朝食バイキングです。ホテルエクセルは、前年に福島駅近くのグランパークホテルエクセル福島恵比寿に泊まって以来2回目です。岡山のホテルエクセルも、朝食バイキングはなかなかのレベルです。今回4泊したホテルの中でも断トツで最高でした。岡山名物ままかりの酢漬けもあるし、お粥も普通の白米ではなく、雑穀米だったし。フルーツにはヨーグルトもつけられるし。他には、シューマイ、焼きそば、さば、卵焼き、ウィンナー、マカロニサラダ、野菜サラダ、はんぺん、揚げ物、パン、漬物などなど。食べ過ぎ注意です。ホテルによると、「「岡山の特産品」も織り交ぜながらよりご満足いただけるメニューに変更いたしました」とのことです。
陽が上がる前の操山方面
朝の岡山城
朝陽と操山方面
ホテルの部屋の洗面所
朝食券
朝食ビュッフェ
デザート
駐車割引券
駐車券岡山から山陽道で西へ行き、福山サービスエリアへ。10:50頃と昼には少し早いので、小腹を満たす程度にたこ焼きを食べました。選んだのは、軽めの「ねぎぽん」(500円)。刻みネギとポン酢の味付け。460kcalとそこそこのカロリーはありますが、たこ焼き3種の中では低カロリー。「ヘルシー志向の女性にオススメ!」とあります。混雑しています。少し並んでゲット。もう少し遅ければ、次に焼くのに10分以上待たなければならないところでした。
8個入っています。青ネギが多めに載っています。二人で四個ずつ食べました。中はとろとろ過ぎます。混雑していて、火の通りも不十分なのかもしれません。それともこれが普通なのでしょうか? でも美味しいです。冬場なので温かいのも嬉しいです。広島風とあるのは、キャベツ入りだからのようです。お好み焼きにはたっぷりキャベツが入っているのでしょうか? たこ焼きには入っていたかわからないほどでしたが。
ねぎぽんしまなみ海道を走り、途中の島2つのそれぞれのピークに車で登りました。しまなみ海道は、尾道から8つの橋で芸予諸島を繋いで今治まで続いていて、全長約60kmです。尾道からまずは546mの斜張橋である新尾道大橋を渡り、向島へ向います。
高見山は、静かなピークです。村上水軍の見張り台があったことからの名前だといいます。先客は1人。その後、何台か登ってきますが、山頂は数台しかとめられません。それでも十分でした。下から歩いて登ってきている人もいました。本当はそうしたいところですが、スケジュール欲張り過ぎなので、車です。スケジュールは、岡山を出て、山2つを訪れ、松山城に寄り、たかのこのホテルで、温泉に入って宿泊です。途中、サービスエリアに寄ったりしているとどんどん時間が経ちます。高見山の山頂にはちゃんと三角点もありました。
二等三角点「向島」
高見山から尾道方面を見る
尾道方面には尾道城も見えます ※2020年に解体されました
高見山から西側の展望
岩子島(右手前)、細島(左手前) 奥に見えているのは全て本州
因島大橋を見下ろす
橋の向こうは因島
「高見山開発道路 竣工記念碑」と「浩宮徳仁親王殿下 瀬戸内海展望御成地」の石碑
逆光の海と弓削島など
高見山展望台
高見山のアンテナ
松永湾方面と高見山中腹のアンテナ
東方(加島、百島方面)の展望
高見山東方直下の下江府島(しもえぶじま)
手前から、下江府島、加島(かしま)、百島(ももしま) いずれも尾道市です
当木島(中央)、百貫島(右)
南東方面の展望板
観音崎を足下に見る
南西方面の展望板
南方面への歩道
向島町立花の集落と因島大橋
因島大橋と瀬戸内海
左から中央にかけての後方は佐木島(さぎしま)
高見山山頂の看板とマイカー(RAV4)
向島インター付近の池向島から因島、生口島、大三島、伯方島を通過し、大島へ行きます。大島は、村上水軍の能島村上氏の本拠地だった島です。大島にインターチェンジは2つありますが、亀老山に近い大島南インターからは下りられないとのことで、大島北インターで下ります。もっとも、島の中を走るのもいいかと思い、いずれにしても大島北インターで下りるつもりでしたが。
因島大橋の橋脚
因島大橋の石碑
大浜パーキングエリアからの因島大浜町 オレンジ色の屋根は大浜公民館
瀬戸田パーキングエリアから北側の観音山(標高272m)を見る
瀬戸田パーキングエリアから南側の伯方島(はかたじま)方面を見る
広島県の生口島(いくちじま)と愛媛県の大三島(おおみしま)を結ぶ多々羅大橋亀老山は、そこそこの人がいます。しまなみ海道屈指の眺望を誇るだけのことはあります。山頂には、大きな展望台があります。亀老山展望公園になっています。独特な展望台は建築家の隅研吾が手がけたとのことです。展望台の柵にたくさんの鍵が付けられているのは、カップルが取り付けるブームですね。しまなみ海道最長の来島海峡大橋(4105m)の展望が最高です。三角点は、白い標柱があり、気づきました。まあ、それ以前に、それっぽい雰囲気のところを見たので、気づいたのですが。ピークよりはやや低い場所です。
亀老山の由来
展望台の階段
隅研吾の展望台
地図
展望台
南東方面を見る 比岐島、平市島なども見える
北東方面を見る
大島の北側方面を見る
来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)
館山(231m)と来島海峡
来島海峡第三大橋とクレーンが多くあるのは今治造船か 背後の山は海山
来島海峡第二大橋 手前は武志島(むしじま)
北西の津島方面を見る
北側を見る 左端の海に突き出た先端は大島の荒戸鼻
展望台のワイヤーに取り付けられた南京錠
南京錠などを取り付けないでくださいという表示
「亀老山展望台」
ほとんど埋まっている三角点
14日前に取り付けられた札大島南インターから高速にのり、来島海峡大橋を渡り、四国本島へ上陸しました。来島海峡サービスエリアのフードコートで遅めの昼食とします。13:35頃、サービスエリアに入ると、券売機には行列ができていました。選んだのは、「鯛めしセット」(820円)。妻は、「季節の野菜と地えびのかき揚げ丼」(650円)。窓に面したカウンター席が空いていたので、そこに座ります。目の前には、来島海峡大橋が見えます。よく見ると先ほど寄ってきた亀老山も。
うどんの麺はコシがあまりありません。ご飯には小さな鯛の破片がいくつか入っていましたが、鯛の味を感じるほどではなかったです。妻のかき揚げも少しもらいましたが、特においしいというほどのものはありませんでした。味より展望が勝っていたかな?
来島海峡サービスエリアからの来島海峡大橋
馬島
来島海峡を隔てて見る亀老山と手前右の館山
半券
「鯛めしセット」(820円)
「季節の野菜と地えびのかき揚げ丼」(650円)この後は、松山城へ。
亀老山で見かけた植物
フユイチゴ、キヅタ、コセンダングサ(花)、ビワ、イノモトソウ
【高見山・亀老山が紹介されている主な書籍など】
『るるぶ情報版 中国1 山陽 瀬戸内海 しまなみ海道』(JTBパブリッシング)2009年1月1日初版発行
しまなみ海道の紹介で、高見山と亀老山の両方が紹介されています。
『るるぶ情報版 四国3 愛媛 道後温泉 松山'08』(JTBパブリッシング)2007年6月1日初版発行
亀老山展望公園が紹介されています。
『るるぶ情報版 四国1 四国'08』(JTBパブリッシング)2007年7月1日初版発行
亀老山展望公園は「周囲の景観を損なわないよう設計された地中埋没型の展望台」と紹介されています。
『朝日新聞 2000年4月16日 サンデー版』
「島へ行こう 3 シリーズ旅」で大三島への旅を紹介していますが、掲載されている写真はその途中で通った大島の亀老山からの展望です。