蔵王山 自然観察会に初参加

 初めて自然観察会に参加しました。盛りだくさんの解説で大変勉強になりました。
【山 名】蔵王山
【三角点】四等 250.42m 点名:蔵王山(ざおうさん) 所在地:愛知県田原市田原町大沢3番3
【山 域】渥美(田原山脈) 三河湾国定公園
【所在地】愛知県田原市
【山行日】2005年11月13日(日曜日)
【行 程】権現の森(南麓)から
  豊川 ==(30.2km)== 権現の森 ---- 蔵王山 ---- 権現の森駐車場 ==== 豊川 (合計走行距離:59.5km)
  8:24             9:12-10:08     11:29-       12:18 - 12:22     13:04
【標高差】約210m
【天 候】晴 10℃(自宅出発時)、17℃(帰宅時)
 (11月13日11時伊良湖の気象庁データ:気温13.9℃、相対湿度57%、風速4.5m/s、風向:北)
【地形図】1:25,000 老津(おいつ)(持参せず)
【スタイル】ミズノ運動靴、mont-bellズボン(ナイロン100%)、綿100%Tシャツ、綿100%長袖シャツ、
      黒色軽量ザック(RIPEN プチ クロワール J-02100)、腕時計(CASIO TWIN SENSOR)、
      デジタルカメラ:MINOLTA DiMAGE7(首に下げて歩く)
 インターネットで東三河自然観察会のページを見て、いつか参加したいと思っていました。そして今回、参加することができました。

 9月30日に無料化になった豊川橋を渡る。やはり有料だった頃よりも交通量は多い気がする。
参加受付は9時から9時半。ちょうどその中頃に権現の森駐車場に到着。それらしき人たちがいたので、参加を申し込む。参加費の100円を払い、参加者カードと1枚ものの資料をもらう。

 始まる前にもドングリを拾っている人がいたので、何かと聞いてみると、スダジイだそうで、食べるのだそうである。またスタッフの一人と思われる人は横の工事中の権現池で小魚を獲っていた。

 集合がかかり、会長の挨拶、本の紹介があり、シャーレに入れた魚の説明。外来種であるカダヤシ(蚊絶やし)だそうである。メダカ減少の一因とされ、またメダカに似ているのでメダカと間違えられることもよくあるようです。さらに、横にある岩石展示場所で、岩の説明。蔵王山の採石場は石灰岩。白谷という地名も石灰岩からだそうである。



シャーレに入れたカダヤシ

 そして山頂に向けて出発。蔵王山の観察会は定例で毎月行われているが、山頂まで行くことはあまりないようで、今回は珍しく山頂まで行くという。裏を反せば、季節的にあまり見どころがないのかもしれないが。それでも私にとっては、聞くことほとんど新鮮なことばかり。花の時期ではない植物の名前を聞いたりできるのもいい。



帽子にとまったアキアカネ

 紅葉した葉もあるハゼノキの枝の上にある貧相な巣はキジバトのものだと教えてもらいました。アベマキの樹皮はコルク質なのが特徴で、葉の裏には毛が生えていて白っぽく見えるという話も。比較のためにクヌギの葉も見せてもらいました。



山頂展望台から三河湾に浮かぶ姫島を見下ろす



風力発電の風車が林立する方向を見ると手前に小さな笠山が見える

 山頂の展望台まで行き、予定の12時も近いのでひょっとしてここで解散かと思ったが、ちゃんと一緒にあまりのんびりせずに麓まで下った。

 見かけた花
 サカキ(実)シロノセンダングサツワブキムラサキシキブ(実)チヂミザサ、ヤクシソウ、タツナミソウsp、カタバミ、スズカアザミノコンギク


 【蔵王山が紹介されている本】

『こんなに楽しい愛知の130山』(風媒社)1999年10月8日第1刷
  三河田原駅から権現の森経由のルートが紹介されています。

『ワンデルングガイド10愛知県の山』(岳洋社)平成4年6月13日2版発行
  三河田原駅から権現の森経由のルートが紹介されています。

『こんなに楽しい愛知の100山』(風媒社)1991年5月1日改訂第1刷
  三河田原駅から権現の森経由のルートが紹介されています。

『やぶ医者のやぶ山あるき 三河の山々』(毎日新聞名古屋開発)2000年5月発行
  衣笠山・滝頭山・雨乞山の頁に写真と記述あり。

『名古屋からの山なみ 東山スカイタワー基点』(中日新聞本社)1991年6月1日発行
  吉胡貝塚の紹介がメインです。

『コンサイス日本山名辞典修訂版』(三省堂)1989年9月1日第6刷

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